いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【食べても安全な灰づくり】

冬に事務所の火鉢で使うために、今のうちから自家製灰づくり~。
火鉢で食べ物を焼けたらいいなぁと思っているので、万が一口に入ってもいいように、木の枝と葉っぱだけから灰を作りました。

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2つ火鉢があるんだけれど、残念ながら1つ分しかできず。
中途半端に残った灰は、カヤの実のアク抜きに利用。美味しくなーれー。

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#灰 #自家製 #火鉢 #食べられる灰 #カヤ #アク抜き

【ヤフーのTOPニュースに掲載された模様:昆虫食イベント】

7月に行った何でも採って食べる「野食倶楽部 第9回」が朝日新聞に今さらですが掲載していただいて、なぜかヤフーニュースのTOP画面に出ている模様。
お~、色んなコトを言われながらもやっていて良かった良かったヽ(´▽`)ノワーイ。好奇心旺盛な人とつながりますように。
ニュース記事:https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

【ニワトリ解体ワークショップの募集開始しました11/11@和歌山県紀の川市】

お肉やお魚はどこでも身近に売っています。でも、処理されて断片になったお肉やお魚がキレイに包装されて並んでいる姿では本来の「いのち」の価値って伝わっているのかな?といつも思っていました。
 
なので、もう卵を生めなくなり処理されてしまうニワトリを使わせていただいて、ニワトリ解体ワークショップを開催致します(詳細は下部参照)。
 
いなかで農的暮らしをしている人、これから考えている人など、本気の人、勉強にお越し下さい。

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ーーーーーーーーーーイベント詳細ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第24回いなか生活デザインワークショップ「ニワトリ解体」11/11@紀の川市 

目的:
・「いのち」を学び、「頂きます」を考える
・お肉になるまでの解体手法と部位を学ぶ場の提供(今回は先生はいません)
・刃物の使い方を学ぶ場の提供(今回は先生はいません)

日時:11/11(土)。11時~16時くらい。終わり未定。屋外のため少雨中止
集合場所:JA紀の里桃山支所の駐車場(和歌山県紀の川市桃山町市場189)
 ※車で来れない人は先着でJR打田駅までの送迎あり(ただし早めに駅に来て頂きます。帰りは片付けが終了した後の送迎なので遅くなります)
    
流れ:
集合場所から現場へ移動→現場見学→鶏捕獲作業→屠殺及び羽の除去作業→解体開始→(衛生的に解体できたお肉があれば)短時間で共同調理して試食→片付け→集合場所に送迎
※解体は2人~3人に1羽程度。捕まえるところからやっていただきます。但し、どうしてもできないところは運営側で手伝います。
※今回講師となるプロはおらず、運営側ではザックリとしたことしかアドバイスできません。
あくまで場の提供ということでお考え下さい。参加費もその分下げております。
※解体に際し実践では内臓を傷つけることも多いので、傷つけた場合はその後の食用には使いません。なので全チーム失敗した場合は試食なしでの終了になります。うまく解体できれば内臓も一部ご試食頂けます。ただし、採卵用のニワトリ種でしかもひね鳥なので味の深みは求めないで下さい。

定員:10名。最少催行人数3人。
参加費:1800円(体験料、保険料込み)。11/8以降のキャンセルはキャンセル料として半額頂きます。

お申込、お問合せ:保険加入のため申込〆切は3日前まで。人数と来訪手段を合わせて、いなか伝承社 inakadss@gmail.com までご連絡下さい。

準備物
汚れても良い格好、長靴、使い捨てカッパ上下、軍手、タオル、ある人はマイ包丁、飲み物、マスク(独特の臭いがします)。ずっと外の現場なので温度調節できる暖かい格好。

その他:
・お昼ごはん時間はありません、ノンストップ作業です。事前に食べてきてください
・生肉のままの持ち帰り禁止。成功した場合に持ち帰りたい人は、現場で熱湯で煮沸殺菌の上でお持ち帰りいただきます。入れるタッパーと保冷材、クーラーBOXなど持参下さい
・トイレは現場にありません。集合前に途中で必ずトイレに寄ってからお越し下さい(緊急時は最寄の公衆トイレまで車で送りますが近くはありません)
・現場で、鶏の生みたて卵をお買い上げ頂けます(ただし量は少ないです)
・衛生的な場作りを目指しておりますが、野外での解体になるのであくまで自己責任でのご試食でお願いいたします
 
#ニワトリ #鶏 #解体 #ワークショップ #命を考える #命を頂く #いなか暮らし #刃物 #紀の川市 #和歌山県

【本日の収穫】

今日も地域資源の調査。
・姫リンゴを見つけたので姫リンゴ酒にしてみた(キンモクセイ入り)。超スッパイ。

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・カヤの実も収穫。よい香り~

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アイヌの魔除けに使われていた「イケマ」も収穫(ただし有毒なので、乾燥させて御守りに)

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#地域資源 #調査 #秋

【暗闇の中、五感で食べるイベント、募集開始しました~11/5@和歌山県橋本市】

前回台風と人数の都合により中止したイベント「くらがり茶寮」を、日程と価格も新たに再度やります!

参加者の皆さまには100%の暗闇の中で、視覚を使わず、4つの感覚(聴覚、嗅覚、触覚、味覚)のみで特別な料理を味わって頂きます。

※金額をかなり下げて参加しやすくなりました(変わりにワイルドな食材が多少増えるかもしれませんがご安心下さい。虫はまだ使いません)

※詳細は下部。

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#暗闇レストラン #暗闇 #視覚 #会席料理 #和歌山産食材 #自然素材 #いなか素材 #闇がスパイス #感覚を研ぎ澄ます #見た目に囚われない空間 #全盲体験  #料理の先入観を払拭

 

参加者の皆さまには100%の暗闇の中で、視覚を使わず、4つの感覚(聴覚、嗅覚、触覚、味覚)のみで料理を味わって頂きます。

 

【背景】

当団体では田舎で身近にある自然の食材(野草・木の実、小動物・爬虫類・昆虫・魚など)を採って食べるイベント「野食倶楽部」をこれまで9回開催してきましたが、その中で本当は美味しいにもかかわらず見た目で判断されて興味を持ってもらえない食材が多々あることを実感しました。

 なので、食材の先入観を払拭し素材の真価を味わってもらうために、老舗料理人とコラボして暗闇の中で料理を純粋に味わって頂く当企画を実施致します。そして、単に素材の味や味の変化を楽しんで頂くだけでなく、この企画を通じて人間の持っている感覚を研ぎ澄まし、内面と向き合って新たな価値観を感じて頂き、参加者の自己の振り返りにもつなげられればと思っております。

 

【日時】 11/5(日)  12時集合~3時間程度で修了予定。雨天決行。

【当日の流れ(予定)】

集合⇒全員到着後にお店へ移動⇒オリエンテーション⇒体験(食事)⇒料理振り返り⇒交流 の予定。

 

【食事内容】老舗料理人の作る会席料理(創作含む)

 

【集合場所】お申込者にのみご連絡致します(場所は和歌山県橋本市内)。駐車場あり。電車の場合は駅から徒歩15分の場所にあります。

【定員】10名

【参加費】3800円 (基本料理代+体験費込み。追加飲食された場合は各自で別途お支払い)

※3日前の11/2以降のキャンセルについてはキャンセル料2000円が発生します。

【準備物】汚れても良い格好

 

【お問合せ・お申込み】 inakadss@gmail.com(田中)

 

 

【お約束、お願い事項(盛り沢山で申し訳ありませんが楽しんで頂くためにご協力宜しくお願いいたします。ご協力頂けない場合は他のお客様の迷惑になる可能性があるため、お帰り頂くこともあります)】

・当日の料理については撮影は禁止とさせて頂きます(感想のSNS等への掲載はOKです)。

・集合時に携帯電話等通信機器の電源をOFFにして頂きます。

・アレルギー食材のある方は必ず申込時にご申告下さい。

・当日駐車場に着く前にどこかで必ずトイレをしてお集まり下さい。店内到着後もトイレに行って頂くことは可能ですが、せっかくの雰囲気が壊れるのと、一品ずつ全員そろっての食事となりトイレの方をみんなで待つことになるのでできるだけ先にトイレを済ませて下さい。

・遅刻者は対応できない可能性があります。

・雨天時は駐車場の足元が悪い可能性があります。多少濡れても良い格好でお願いいたします。

・雨量が多くても開催します。ただ詳細を申し上げられませんが駐車場からお店までの間で濡れると思うので、天気予報に注意して頂いて雨量が多そうな場合は必ず上下濡れても良い格好でお越し下さい(使い捨てカッパをお渡しする予定ですが濡れるかと思います)

・手づかみする場合もあるので付け爪禁止

アイマスクするので化粧崩れ前提でお願いいたします。

・交流も考えているのでお連れ様がおられても離れて座って頂きます。

・手づかみあり、かぶりつきあり

・少量で一品ずつお出しし、料理の進行は食事の遅い方に合わせるので、食事の早い方は多少お待ちいただく事になります。

・こぼすorこぼされる可能性が大いにあるので、汚れても良い格好

・五感で感じて頂きたいので食べづらい料理(魚など)も出します。

・視界が効かないので会席料理のマナーにのっとる必要はありません

 

【その他】

・当団体では昆虫食も扱っておりますが、この回では使用致しません。ただし、その他の自然素材(野草、木の実、淡水魚、ジビエなど)は使用する場合があります。

・今回は初回イベントということもありアルコール類は体験中は提供致しません。イベント終了後に別途そのままお店でお楽しみ頂ければと思います。

 

フェイスブックのイベントページ

くらがり茶寮 ~一夜限りの闇夜の宴~

 

#暗闇レストラン #暗闇 #視覚 #会席料理 #和歌山産食材 #自然素材 #いなか素材 #闇がスパイス #感覚を研ぎ澄ます #見た目に囚われない空間 #全盲体験  #料理の先入観を払拭

 

 

【何でも採って食べる会 やるよー@10/22 和歌山県紀の川市】

記念すべき?昆虫食も含めた何でも採って食べる会「野食倶楽部 第10回」告知開始しました。

秋の自然を満喫しましょう~。

フェイスブックイベントページのリンク↓

野食倶楽部 ~身近なものを捕って食べよう!~ 第10回

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ーーーーーイベント詳細ーーーーー

野食倶楽部 ~身近な生きものを捕って食べよう!~ 第10回

当企画はいなかにいる身近な生き物を自ら採って、楽しみながら自ら調理して食べてもらいます。  本当にその時期のもので、一般のスーパーには並ばない生き物が対象(昆虫食含む)。
前回スタッフ側で手伝ってくれた中学生(写真の)が「またやりたい!」というリクエストがあったので開催します。今回彼には生き物の居るフィールド探しの任務をお願いしています。

【目的】
「これは食べもの!」「これは食べものじゃない!」
その判断基準は誰が決めたの? 
本当に食べられないの? 
(ということで、食べられるかどうかを探るのが楽しいので、味は二の次になる場合があります)

【食材】事前及び当日にみんなで捕まえた小動物・昆虫・野草・木の実など、毒のあるもの以外なんでも。
※事前調査はしないので種類の少ない場合もあります。その時期にいる生物を捕まえて食べるのが野食倶楽部のモットーなのでご了承くださいませ。
※今回10月下旬に行うのは初めてなのでどんな生き物が捕れるのか全く分かっていない上で実施します。現場で臨機応変に内容が少し変更になる場合もあります。ご了承下さい。

【日程】10/22 日曜の10時~21時ごろ (終了時刻は適当です。長丁場なので途中参加、途中退場可能) 少雨決行

【開始時間】
10時前  粉河ふるさとセンター入り口前集合、受付(当イベント常連の方は連絡頂いた上で別地域で採集活動してからの途中合流OK)

常連の方は自由行動で興味のあるフィールドで時間まで採集活動(orのちほど合流)。初めての方や慣れていない方は、人数が少ない場合はみんなで捕獲に回ります! 
もし人数がある程度集まった場合は、各自の得意分野と希望により、小川チーム、野原チームなどに分けて採集・捕獲。小川チームは“現場で可能な何らかの手段”により川の生物を捕獲、野原チームも“現場で可能な何らかの手段”により野原の生物を捕獲してもらいます。 

16時ごろ? 移動して、施設内の調理室に持ち込んでみんなで何らかの方法で調理

食べて懇親。のんびりされたい方は22時まで対応可能。

【集合場所】粉河ふるさとセンター駐車場(和歌山県紀の川市粉河580)
※近所に100円ショップのセリアがあるので、虫取り網とかを忘れても一応買いに行けます

【参加費】一人1500円(保険料、場所代込み。お昼ごはんは出ません)。
必要食材は現場近所のスーパーで買い出し予定ですが、予算をオーバーしたらもう少し追加で頂くかもしれません、よろしくお願い致しますm(__)m。

【参加定員】最大15名くらい

【対象】生き物が採れる年齢以上の方。ただしお子様は保護者の方と一緒にお願いします。
※料理ができなくとも大丈夫です。現場で「美味しい」料理ができればそれにこしたことはありませんが、まずは食材としてどんな味なのかを調べたり・挑戦します。

【申込方法】直接メール(inakadss@gmail.com)ください。

【参加者準備物】
お昼ごはんは各自でご用意頂くか、近所でお食べ下さい(調理現場近隣にはスーパー・マクドナルド・定食屋・ファミレスjoyiful、コンビニなどがあります。)
汚れても良い格好で!
長靴必須、あれば水に入る可能性もあるのでスリッポン系の足先を保護してくれるサンダル、胴長がある人は胴長、釣竿がある人は釣竿一式。
最低タオル3本くらい(汗取り用と、調理時手拭き用、川遊び時用)
虫カゴ1つ(無ければスーパーの袋)、バケツ1つ
持ってこれる人はできるだけ虫取り網、タモ網。
各自で虫刺され予防・対策
※もしできれば地元周辺の何らかの生き物をぱぱっと採ってきてもらえると食べ比べできるので助かります。その他差し入れの生き物・植物大歓迎。

【その他】天候不順等による中止の場合は2日前までに連絡致します。

【お願い】保険手続きは行いますが、中身が中身なので、参加は自己責任でお願いします。
アレルギーのある方は事前に教えて下さい

【必要なもの】勇気と好奇心、コドモの目線

※参考
前回7月度開催時の食材一覧は以下の通り(差し入れ含む
・セミ(アブラ、クマ、ニイニイ、ヒグラシ)
・セミの殻
・バッタ類(ショウリョウ、トノサマ、オンブ、キリギリス)
スズメバチ
シオカラトンボ
ゴマダラカミキリ
・キアゲハ幼虫
カメムシクサギ、アカスジ、ホシハラビロヘリ、マル、他)
・ドブガイ
・マルタニシ
・カエル(ウシ、トノサマ)
・オタマジャクシ
アメリカザリガニ
・何かのヤゴ
・川魚(オイカワ、カワムツ、フナ、ドジョウ、ニゴイ、
モツゴ、エビほか)
・野草(クズ、スベリヒユ、クワ、ギシギシ、イタドリタデ、イチョウ、ススキみたいなの)
カナヘビ

朝日新聞で載せて頂いた記事リンク
https://withnews.jp/article/f0170822001qq000000000000000W07g10901qq000015723A

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【生トチの実げっと】

 

山の中に入ったらレアなトチの実が落ちていました。(似ていますが栗の実じゃないよ)

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当団体代表の住んでいる和歌山県ではあまりトチ餅の文化は聞かないのですが、他県で食べて大変滋味深かったので、いつかトチ餅を生から作りたいと思っていましたが、これでチャレンジできる!

ちなみにトチの実はアクが非常に強いので、トチ餅を生から作ろうとしたら3週間~かかる上に作業工程も色々あってかなり手間がかかり、郷土料理の中でも非常に面倒くさい部類に入ります。(=アク抜きに技術も必要、それが食べている地域の文化にもなっている)

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