高知県に住んでいた時に見つけた郷土料理を再現しようと、今年1月から味噌床に漬けこんでいましたが、最近覗いたらカビが生えていたので、カビ除去ついでに1個取り出して味見してみました。
「みかん」といっても、この漬けこんでいるものは「九年母」と言う品種で、江戸時代からあった(だけど現在日本各地でほぼ絶滅に近い)長い歴史を持つ柑橘で、この郷土料理に使う品種はこれに限定されています。
それを丸ごと玉のまま味噌床に漬けこんであります。
外側の見た目・・・少し小さくなったかな?程度でほとんど変わらず
じょうのう(小袋)・・・中身のツブツブの水分が無くなってスカスカ状態、全然ジューシーじゃない
香り・・・味噌と柑橘の良い香り
皮の味・・・・・・・・かなりしょっぱい+ビリビリ苦い(山椒の様な感じ)、あとから味噌の香りが来る
白いワタ・・・・・・・特に美味しくない
じょうのう(小袋)・・・中身がスカスカなため美味しくない。外側の見た目は変化していないが、中心部分まで十分塩分が浸透してしょっぱくなっていた。
考察・・・まだまだ塩がとがっていて、寝かし足らない気がする。このまま引き続いて寝かせよう。夏場を乗り越えてくれますように・・・。
とりあえず取り出した分については、塩分濃度が高いので皮を細かく刻んで、少量使ってお茶漬けにして食べたら美味しかったです(゚~゚)