いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

池で作る真珠

 

知り合いの方から「カラスガイいたよー」との通報!を受けて、現場に行ってみると・・・イシガイ(たぶん)でした。

現在は農薬の影響を受けて、淡水の2枚貝は非常に減っており、このイシガイもため池から流れ落ちてすぐの綺麗な用水路だったために、生存できているようでした。

なぜ私がカラスガイ(いわゆる黒い貝。本当のカラスガイも含めて、ドブガイ、イシガイ等の種があります)を探しているかというと、和歌山県北部は広大な紀の川平野があり、ため池がたくさんあります。そのため池も「一つの地域資源」と考えた時に、そこに生育しているカラスガイを活用したらいいんじゃないかなーと考えています。

その活用方法としては、私は食べますが、普通の人には食べるのは向いていないと思うので、それ以外で、「淡水真珠作り」ができないかと考えています。

写真(今回のイシガイ)を見てもらえれば分かるように、カラスガイ類はどれも綺麗な真珠層を持っており、世界では実際に淡水二枚貝の養殖がおこなわれ、淡水真珠も作られています。
※今回の写真の個体は臭いを取るために漂白したら真珠層が濁ってしまって、写真のような感じになってしまいました。本当はもっと綺麗です。

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これを紀の川平野に無数にあるため池で子供たちに淡水真珠養殖体験を行って、
・もっとため池に身近に触れてもらう
・ため池の中にも生き物がいることを知ってもらう
・自然が作り出すものはゆっくりと行われて、本物は時間と手間がかかることを知ってもらう
・自然が作り出すものは全部違う、それが当たり前、ということを知ってもらう
・小学校で複数年にわたって実施し、卒業記念にする?

を伝えたいなーと思っていて、自分の足で複数の農家さんや水利組合に聞きにいっているのですが、協力してくれるところがまだ無ーい(><。

あと、水質悪化でカラスガイ類が減少して、(これまで私が探してきた)用水路には全然見えたらない。今回のイシガイも周辺を調査しましたがわずか2個体しか生息していませんでした。

これも気の長い企画になりそうだー。
どなたかため池を管理している人か、カラスガイを見かけた人はご連絡下さいませ。