いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

実践型インターンシップ第一弾 始動


この仕組みを行うために代表の田中は普通の会社員を辞めて、和歌山県に帰ってきました。
県外から昨年戻ってきて、やっと和歌山のいなかを舞台にした「実践型インターンシップ」の始動準備が整って、第一弾を始めることができました。

この仕組みは、簡単に言うと、いなか伝承社がコーディネートする都市農村交流です。
インターンシップという言葉を使っていますが、現在主流の大学生が就活のために行っている短期の企業訪問(和歌山県の場合は、受入れ企業に丸投げで、学生が雑用係や単なるお客様扱いで責任ある課題を任されているところはほぼ無いと思います)ではなく、いなかに興味のある若者(年齢制限なし)を、「受け入れても良い事業主」のところに送り込み、そこで『いなかの仕事』を実践的に学んでもらい(技術習得ではありません)、それとともに『いなかの暮らし』も現場で学んでもらう仕組みです。

文字でダラダラ書くよりは、だいたいの流れはHP(http://goo.gl/jQQhYr)で見て頂くとして、参加者にとってのメリット以外でこの仕組みによってもたらされる効果は、

いなかの事業主へのメリット
事業者のファンを作る
・一次産業の再生
・伝統産業の伝承
・後継者不足の解消につながる
・技術伝承の可能性
・新しいアイデアとスキル、考え方を通して、新事業、新企画、新商品が生まれる
・従業員への刺激。 素人に教えることで、より会社や仕事を理解する。さらには地域のことも聞かれるので、地域のことについても詳しくなる
・今後、新規採用した場合の採用プロセス、育成プロセスの予行演習ができる
・採用試験前にこのプログラムを活用して、就職希望者が田舎で生きていけるか、仕事をやっていけるかどうかのお互いのマッチングを調べるために活用できる(入社してから、「思っていたのと違う・・・」というお互いの不幸を無くせる)。悪く言えば、入社してから解雇は難しいが、相性が分かって、入社前に拒否できる。
・お店のPRにつながる
※ただし、若者を単純労働力、単なるお手伝いとして扱わない事業者に限定して送り込みます

■受入地域へのメリット
・地域のファンができる
いなかの現実を理解してから行動する、積極的地域貢献型人材の移住促進
・人口増加 →移住者増加、参加者が地域住民と結婚も!(実体験に基づく)
・仕事が生まれる→ヨソモノが地域の課題を自ら見つけ、仕事を作り出したり、提案を行い新事業が生まれる
耕作放棄地減少
・地域のPR。→HPや説明会で、あるいは参加者が地元に帰って自主的にPRする
・都市住民との交流→刺激になる!物品購入もあれば、生きがいが生まれた人もいる!
・出て行った子供たちが戻ってくる→仕事が作られたり、地域の魅力に気づいた若者が戻ってくる
・地域の新たな魅力発掘につながる→来た若者が、ヨソモノ目線で見ることで、新たな魅力が見つかる

と、参加者、受入れ事業主、受入れ地域の3者ともに多様なメリットがあり、その地域自体も刺激を受けて変わることで今を生き残れる可能性が高くなります。

このような仕組みを当団体では今後、和歌山県全域の田舎に送り込み、県内各所をつないで、いなかのヒト・モノ・コトをテーマに、いなかの多様な「仕事」と「暮らし」を学ぶ「和歌山まるごと実践型いなかミュージアム」を構築し、若者や移住希望者が気軽に本物を体験・研修できたり、チャレンジできる場づくりを行う予定です。
わかりやすくいうなら、こども用の職業体験パーク「キッザニア」の広域+大人版になるようなものです。
 具体的には、昨年一年間で和歌山県内を動き回った結果、添付画像のような活動エリア(あくまでも予定です)が現状としてありますが、まだまだ送り込み先を募集しておりますので、「地域として」「事業主として」、このインターンシップに参加したい方はご連絡ください。(和歌山県全域+大阪南部も検討中)

いなか伝承社
インターンシップページ http://goo.gl/jQQhYr

あ、そういえば、このインターンシップ情報公開に合わせて自分で上記団体HPを開設しました。本当に今月開設したばかりなので、まだまだ準備中のページや書きたいことを書ききれていないページが多いことをご了承くださいませ。

 

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