いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【第6回 森のおさんぽ会 特別編@岩出×新潟 告知開始】

昆虫食の記事を見て頂いている方には申し訳ないのですが、当団体では子育て支援も行っております・・・。


今回は、新潟県で保護者の立場で地元団体と“毎日型 森のようちえん”の仕組みを作り上げて長年実践されている方に和歌山にお越し頂き、その方を当日リーダーとして、森のおさんぽ会を実施、終了後には(学びたい人向けの)振り返り&ランチミーティングも行います。特別版のおさんぽ会+(参加者を入れ替えて)大人用勉強会の二部構成です。
日本全国でどんどん広がっている「森のようちえん」について知りたい人・勉強したい人のご参加もお待ちしております!
みんなで勉強して、せっかく身近にある和歌山の自然を活かした「都会とは異なる」幼児教育の普及に貢献していけたらと思っております。

ーーーーーーーーーーーーーー以下、イベント内容詳細ーーーーーーーーーーーーーーー

第6回 森のおさんぽ会 特別編@岩出 × 新潟

今回は、新潟県で保護者の立場で地元団体と“毎日型 森のようちえん”の仕組みを作り上げて長年実践されている方に和歌山にお越し頂き、その方を当日リーダーとして、森のおさんぽ会を実施、終了後には(学びたい人向けの)振り返り&ランチミーティングも行います。二部構成です。

森のようちえんを紀北エリアにて、実施致します。

★みんなが主体的に行動し、その上で「子供を見守る」保育です
★預かり型ではありません。親子参加の未就学児を対象にした自主保育です(将来的には地域の方も巻き込みたいと思っています)。 ※兄弟などで小学生以上のお子さんが参加されるのも大歓迎
★目的地に行くのが目的ではありません、その過程を、変化を五感で感じてもらうのが目的の一つです。
★場所は随時季節や諸条件に合わせて変更します。(岩出市~橋本市間で)

<子育てされている皆様へのメッセージ>
本来子どもたちは、自然に育まれながら育つ力を自ら持っています。 
自然の中は一日として同じ状況ではありません。変化に富んだ自然の中で体を動かし、挑戦し、迷い、考え、発見し、助け合いながら、経験とともに一日一日子どもたちは成長していきます。
そして、子供たちの成長に必要なものが何でもある自然の中で、大人たちが極力介入せず子ども達を信じて成長を見守る保育が、北欧から始まった「森のようちえん」という“仕組み”です。

当団体では、子供が自然の中で活動する機会の提供を行うために、「森のようちえん」を2015年5月より紀北エリアにて実践していきます。
「森のようちえん」では自然そのものが遊び道具です。季節の変化や景色も楽しみます。裸足で走り回ってもかまいません。雨が降っていても、子供は自分で考えて大人が思いつかないような内容で雨の日も楽しみます。そこでは決められたカリキュラムをこなすのではなく、お散歩とお散歩から生まれる行動が基本になりますが、時には自分たちで刃物を使って調理も行わせたりします(今後の予定)。また、和歌山ならでは、紀北地方ならではの体験も取り入れる予定です。
 また、この会においては、子ども達だけではなく関わる全ての人の交流の場にもしたいと思っています。

なお、当団体の主催する「森のようちえん」では、大人の方には子どもたちに本当に危険が迫っているとき以外は見守りに徹するようお願いしています。
 実はこれが非常に難しいことなのですが、「あぶない!」「ダメ!」「きたない(汚れる)!」は子ども達にはNGワード。結果として、子ども同士のケンカが起きたり、小さな擦り傷・切り傷ができたり、服が汚れたり、といったことがあると思いますがご理解の上ご参加くださいますようお願いします。

※上記に色々と固く文言を書きましたが、現場では柔軟に対応致します。

日時:9/27(日)10時前集合、10時開始。この回はいつもより定員が多くなるため、遅刻された場合は申し訳ありませんが対応できかねます。 今回は二部構成なので内容を十分ご確認の上お申し込み下さい。
 ※少雨決行

場所:岩出市のげんきの森(岩出市根来2277。緑化センターの道を挟んで北側)

内容:
①10時~12時前ごろ⇒森をお散歩します(いつもの。ご家族さま対象。見学のみも可)。
―――いったん閉めます―――
②12時ごろ~14時ごろ⇒各自車で移動して、緑花センター会議室にて講師と一緒に「森のようちえん」の仕組みについてのランチミーティング。昼食は各自ご持参下さい(森のようちえんの仕組みを学びたい大人対象)

なので、申込みの際は、「おさんぽ会だけ参加」、「おさんぽ会とミーティングも参加」、「おさんぽ会見学とミーティング参加」かどれかを明記お願い致します。

※内容は現在調整中のため変更になる場合があります。お手数ですが直前に再度内容のご確認をお願い致します。

おさんぽ会の定員:15家族程度+見学者(最少催行数:3家族以上)
ミーティングの定員:20名

参加費:今回は県の交付金を活用させて頂くのでおさんぽ会のみは無料です。
ただし、午後のミーティングにも参加される場合は各自で緑花センター入場料のみご負担をご了承お願い致します。
※参加費は無料ですが、キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡下さい。

申込み・問合せ先:いなか伝承社のフェイスブックページ(https://www.facebook.com/inakadss)から直接メール頂くか、直接(inakadss@gmail.com) 代表の田中までご連絡下さい。参加ボタンをクリックだけされても確定ではありません。
※なお、ご連絡の際はなるべく携帯メールはおやめください。返信が届かない恐れがあります。

準備物:飲み物、帽子、歩きやすい靴(雨天時は長靴&レインコート)、タオル、着替え、虫よけグッズ
*荷物はリュックなど、両手のあくカバンに入れてお持ちください。
*ハチの被害を避けるため、黒っぽい服装は避けてください。
*お腹がもたなさそうならオヤツもご用意ください。

お願い:今後のより良い仕組み作りのために終了後にアンケートをお願いする予定です。お手数ですがご協力宜しくお願いいたします。

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最後に・・・以下は読み飛ばして頂いても構いません。
<主催者側の目的>
和歌山県北部の地域資源や人材を活用し、未就学児を対象に、自然体験活動、野外活動、環境教育など広く自然の中で、自然体験活動を基軸とした幼児教育に関する事業を行い、直接的には自然体験活動を通した幼児の健全育成や専門的な指導者の育成に資すると共に、広域での持続的な森のようちえんの仕組みを形成し、森と共に生きてきた高齢者も絡めたいなかの知恵や技術の継承も行いながら、地域まるごとを知ってもらい郷土愛を持つコミュニティーの創造に寄与することを目的としています。

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