本日朝の情報番組でも取り上げて頂いて「ものすごい期待感」が伝わってくるメールも、辛口のコメントも頂いたのですが、みんな落ち着いて!
今作っているものはものすごく手間暇かけて丁寧に作っていますが、そんな「海原雄山もびっくり!」な味ではたぶんありません。
<理由>
道場六三郎様に評価して頂いたのと、今作っているものは味が全く異なります。
確かに道場様に「美味しい」と言って頂きましたが、それは2013年秋~2014年春にかけて醸造した試作品の方です。現在販売用に醸造しているものは2014年冬~作っているものです。
上記試作品は寒い時期が中心、現在醸造中のものは寒い時期+暑い時期を経過させてしており、両者で発酵内容が大きく異なります。
当然、暑い時期を経過した方が、より分解・発酵・熟成が進んで旨み成分がたくさん出てきますが、その分他の余計な雑味や余計な香り成分も出てくると考えられます。なので、道場様に評価してもらったモノとは全く違うものに仕上がると思われます。
「昆虫を使った調味料」の製造ということで、これまで味を追求して作った人が誰もいないモノのため、どのやり方が一番ベストなのかは醸造している私も、協力していただいている醤油醸造のプロの職人もまだ全然手探りな状態で、丁寧に作ってはいますが、味や香りを追求・研究しながら美味しいものを目指していく形になります。
まだまだ未来に向かって進化途中の技術・製品なので、買って頂ける方はそこら辺をご理解の上でご購入いただけると幸いです。