古いお屋敷に行く用事があったので、ふと天井を見上げたら、かつての「足踏み水車」が静かに眠っておりました。
足踏み水車とは、低い位置にある水源(用水路など)から高い位置にある田んぼまで水を運ぶのに使っていた、その名の通り「足で踏むことを動力にしていた」人力の水車です。
構造は簡単なのですが、なるべく力をかけずに、水を少しでも漏らさずに上に運ぶことが重要なため、見た目と違ってかなり「精密」さが求められる道具です。
貴重な道具がキレイな状態で残っているなんてとてもワクワク。
資料館に入ってしまったら活用されないし、貸出もしてくれないのでタダの飾りですが、今は民間の所有物なので是非貸してもらって、田んぼに水揚げ体験プログラムを実施することにしよう!
ただ、組立方法と設置方法がよく分からず、大切な民具を大事に扱いたいので、経験者の方がおられたら情報ください~。