いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

【(たぶん日本初)昆虫発酵調味料10種の試飲・試食会イベントを実施しました。】

当団体では昨年より、イナゴをベースに発酵させた調味料「イナゴソース」を販売(http://goo.gl/o6WlvF)しておりますが、同時並行で調査研究用に他の昆虫も醸造して発酵させており、今回初めてそれらを一斉に使って全部で10種類の昆虫発酵調味料の試飲・試食会を行いました。


発酵方法:米麹、あるいは醤油麹
使用昆虫:ツチイナゴ、コバネイナゴトノサマバッタ、ジャンボ、ミールワーム、カイコ
比較用:キ〇コー〇ンの市販の醤油

を並べて、材料が分からないようにしながら参加者の皆様に原液の味を見て頂き、その味に基づいて合いそうな料理を考えてもらって、さらにみんなでその料理を作るために買い出しに行って調理もしてから試食する、という内容でした。


試作した料理:
1.お吸い物(昆布とカツオだしと合わせて)
2.卵かけご飯(各自好きな昆虫発酵調味料をかけて)
3.湯豆腐(昆虫発酵調味料をポン酢風にして)
4.台湾風おかゆ(台湾人の参加者に本場の味を)
5.刺身(タイ、カツオ、サーモン、イカ、けん)
6.甘だれ風白玉だんご 2種
7.牛丼風の豚丼
8.野菜たっぷりタイ風サラダ(昆虫発酵調味料のドレッシングで)
9.照り焼き4種
10.卵焼き
11.出しを引いてスープから作ったラーメン
12.お野菜の煮物 2種
細かく分けると20種類以上のメニューをみんなで作って頂き、美味しくいただきました!
本来「調味料」として製造したので本来の使い方で使って頂き、全部ムシのカタチはどこにもありませんが、全部にムシが入っているという、大変ユニークで、だけど美味しい料理を作っていただきました。


結論:
・昆虫発酵調味料10種の原液はそれぞれ味が異なり、どの虫の味が好きかは人それぞれ。
・原液の味は複雑で、言葉で表現するのは誰がやっても難しい。
・キ〇コー〇ンが一番美味しかった人もいれば、今回の昆虫発酵調味料が一番美味しかった人もいる。
・国籍をまたいでどんな料理にも合う。
・「虫の味はしますか?」と聞かれたら「虫の味が分かるのは、虫を食べ慣れていないと難しいです。口頭で説明するのは難しいです」という答えになる。


※昆虫発酵調味料イナゴソース、と、今回使った昆虫発酵調味料10種セットは現在も販売中なので、ご興味のある方はいなか伝承社までお問合せ下さい~。


あ、ちなみに当団体は昆虫食の普及も担いたいと思っておりますが、昆虫食専門団体ではありません。
例えば今回の醸造に利用した「昆虫」や「醤油醸造の技術」を未利用低利用の地域資源ととらえて、眠っているそれらを活用して和歌山の田舎からソトに田舎をどんどん発信したり表現したりして知ってもらい、地域活性化のために様々な企画を仕掛けていく団体です。
梅干し作りのような伝統的なこともイベント化して伝えて行きつつ、伝統技術を応用した仕掛けも同時に行います。毎月何らかのイベントをしていると思うので、良かったらそちらも遊びにおこしくださいませ。

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