事務所の裏手に、様々な漢方に使われる薬草「トウキ(当帰)」の畑がありました。
もう少ししたら収穫するようで、畑に近づくとカラダに効きそうな匂いがしています。
なかなか漢方薬栽培を間近で見ることはないので、この後の出荷までの作業もどんなことをするのか楽しみ。
この事務所のある当地高野町富貴のトウキは、ウィキを見ると、中でも最高の品らしい。
ーーーーートウキ情報 byウィキーーーーー
江戸時代、全国各地域の藩により、特産品・製薬材料の商業品種として栽培が推奨された。8代将軍徳川吉宗の、薬種業の振興政策により全国各所に派遣された幕府奥御庭方で本草学者の植村左平次(植村政勝)および随行の大和国で代々続く吉野葛生産者で本草学者の森野藤助(森野通貞)らに大和国(奈良県)で見出され、森野により栽培加工法が確立された「大和当帰」(主な生産地・宇陀郡)が優れた品種であるとされ、中でも奈良県五條市大深、和歌山県高野町富貴で生産される「大深当帰」が最高の品である、とされた。
薬用植物として根は血液循環を高める作用があり、充血によって生じる痛みの緩和に有効。膿を出し、肉芽形成作用があるとされている。四物湯、当帰芍薬散、当帰建中湯、補中益気湯、紫雲膏、当帰湯などの漢方方剤に使われる。