「野食倶楽部第11回 ―そうだ、何でも食べよう。海のいきもの編―」、無事終わりましたー。
いつもは里の方で「捕って食べる」のですが、年に一度海でも獲って食べます。
朝から参加者の方には釣って頂いたものなどを差し入れて頂き、今年も色々な素材から、色々な料理25種(+差し入れ)が生まれました。
・エソ(100%カマボコ、サツマアゲ、骨せんべい、刺身、皮の酢の物、皮の素揚げ)
・ヒラメの塩焼き
・アメフラシ(時雨煮風(身)、内臓の塩茹で(黄色いところ))
・アメフラシの出汁とフキと竹の子の煮物
・ホウボウ(刺身、味噌汁)
・マツバガイ塩茹で
・ガンガラ塩茹で
・ヒザラガイ塩茹で
・カメノテ塩茹で
・マテ貝(焼き、味噌汁、干し)
・自家製カラスミ
・ヨモギ(天ぷら、白玉団子風スイーツ)
・タンポポ(葉の餃子、根とタマネギの天ぷら)
・クロモジ茶2種
今年は、高級カマボコの材料であるエソを使って、みんなですり身を作るところから行い、ひたすら擂り鉢でスリスリして滑らかなペースト状にし、さらにそれを裏ごしするとゆー非常な手間をかけてカマボコやサツマアゲを作りましたが、超手間ひまをかけただけあって、真っ白でプリンプリンな歯ごたえの強い美味しいカマボコと、何にも付けなくても美味しいサツマアゲが誕生しました。
他には、
●マテガイとホウボウで別々に味噌汁を作って味の比較(マテガイは強い旨み、ホウボウは上品な旨み)
●アメフラシの調理と実食(臭みを取るのは面倒だけど、おいしい出汁が出たり、黄色い内臓はカニ味噌の味がしました)
●タンポポ餃子(葉のアク抜きにあまり時間がかけられず苦味たっぷりのまま調理しました。肉無し餃子の餡のメインとして使い、出来上がりは意外と美味しくてビックリ)
●クロモジ茶(甘党には大変美味しい味と香り)
などを実験的に楽しみました~。
成功するかどうかは分からないけれど、その過程を楽しんでくれる参加者の方々が集まり、やったことの無いことにチャレンジするのは大変面白いです。
※皆さまの写真をお借りしています。