いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

【『木を植えた男』又は『希望を植え幸福を育てた男』】

地域で農業をされているおじいちゃん。
花も好きなので、山の斜面の畑の間に、キレイな花の付く木や草をたくさん植えていて、サクラは今が一番の見頃。

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その方と一緒にのんびり歩きながらお花見をして、ポツリと言われた一言が身に滲みました。
 
「あと2代、せめてあと1代この山を継いでくれたら、もっと花いっぱいになって綺麗になるやろうなぁ」と。
 
このおじいちゃんは自分が好きだから花のキレイな草木をずっと植えています。
でも、最近植えた苗木が大きくなる頃にはおじいちゃん(たぶん今80才)はもうこの世に居ません。
 
それが分かっていても高齢になっても毎年植え続けているその心の中には、例え今は限界集落で過疎地で若い人がいなくとも、未来へ地域のキレイな景観を残したい気持ち、誰か跡を継いでくれないかな?という少しの希望がまだあるのではないかと感じました。
 
だって本当ならノンビリ自分や家族のことだけしてればいいのに、私の地域おこし活動に協力してくれている方ですから!
 
おじいちゃんがご健在のうちに、次の世代に伝える手伝いがやりたいなぁ・・・。

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※何人かには直接ご案内しましたが、おじいちゃんは日本最後のヒノキヒモ職人でもあります。
 
※今日のタイトルはジャン・ジオノの小説から。
 
#木を植えた男 #希望 #地域を残したい #限界集落