薬用植物の専門家をお呼びして、高野町内で現地調査を行いました。
薬用植物の先生はおじいちゃんなのですが、「薬理学」「植物生態学」「植物生理学」「植物形態学」「植物病理学」「作物栽培学」「民俗植物学」など、幅広い学問を網羅されていて、単に専門分野の薬草についての情報があるだけでなく、
・無毒で有用な薬草
・無毒で美味しい野草
・無毒で美味しくない野草
・有毒で適量使えば有用な薬草
・有毒で危険な薬草
・外来種の観賞用作物
・外来種の観賞用以外の(紛れ込んで来て増えた)植物
についても網羅的にご存知で、さらにはそれぞれの植物の根・茎・葉・花・種のうちどこに成分が多くて、いつ採取すればベストで、どう乾燥させれば良いかなど、どの方向から質問しても的確な回答が返ってくるスゴイ先生でした。(今の大学の研究室内がメインの薬学の先生だとこうはならない。)