山奥の、ガソリンスタンドもコンビニも信号もない集落の中で住みながら、普通の就活のためのインターンシップとは全然異なる内容であるとともに、一つの地域おこしの手法だけにとらわれず、団体で行っている期間中の同時並行の全ての企画について参加・見学して頂いて、「考え方」や「どうしてそうなるのか」なども学んでもらいました。
関わって頂いた皆様、お時間を頂いてありがとうございました。
今後の本人の生き方の参考になればいいなぁと思います。
ーーー以下、本人に最終日の今日「振り返り」を行わせて書いてもらった感想です。そのままコピペしますので伝わらない部分もあるかと思いますが、なんとなーくでお読み下さいーーー
・廃校で撮影会って何?撮影して帰るだけと思った。→ただ撮影会して帰って頂くのではなく、イベントで受け入れた人の面倒は最後まで見る(わざわざ遠くから来てくれたから)。 廃校を利用して撮影会をすることで、廃校の良いところを外部に発信できて、若い人たちの力でリピーターが増えて、地域の人とも交流できる。普段あまり目につかない廃校を、地域おこしに使うのは意外だったが、面白い(それぞれの学校に良い場所あるから)。
何より、よそ者の私に対しても優しく接してくれたのが嬉しい。人も素晴らしい。
見学したいと急に言ったにも関わらず快く受け入れてくれた。
・地域おこしは、農業やって商品開発して県外などに売り出すイメージ強かった(一方的)。イベントやってるぼんやりしたイメージ→今回こっちに来てみると、実際には多くのイベントがある。でも、満足して帰ってもらっただけでは、リピーターが増えないことが分かった。
地域の人と、イベント参加者が直接関われるように企画しなければいけないことの難しさ(旧筒香小学校の図書館活用にはどうすればよいか企画する時に実感)。
他にも、薬草探してもくもくと切って、飲み比べしてっていう地道な作業も裏でやってることは知らなかった。農業にしても、地域の人と協力して、朝早く起きて汗水流して育てている。廃校での撮影会、昆虫食など普段人が目につかない違ったことをやることで他の人に知ってもらえる(稲作体験だとどこでもやってるから、誰も行きたがらない)。
伝統工芸品についても、今それがどういう状況なのか(風前の灯火、日本に一組だけとか)ということが本人たちから聞けたので、史学科としては興味深かった。
障がい者への接し方に悩んでいたので、施設の所長さんと話して、普通に接すれば良いということが分かった。
地域おこしのイベントの企画まで考えることができた(まだやってないが)。
農業はここに来る前(小学生以来)にもやったことあるが、田植えか野菜の種植えくらいなので、こっちに来て久しぶりに本格的にやりたかった。充電型の草刈りも。植えて水やりだけじゃなく、出荷するところも見たかった。草刈りができたのでそれでも満足。
◎提案(~がしたかったとか)
イベントにもっと関わりたかった(森のようちえんとか昆虫食)
和歌山県以外の親子どもや地域の人と触れあえる機会にもなるので。子どもも好きだし、大学の文化祭で子どもに接して慣れたので。
◎楽しかったこと
建築関係の方々に廃校を案内した
農業の手伝い
福祉関係の方々と打ち合わせ
薬草茶飲み比べ
◎しんどかったこと
唯一辛いと思ったのは、真夜中の2時半に起きることで、それ以外は楽しかったので、特に辛いとは思わなかった。
◎インターンのあとどうしたいか
他の地域でやった農業のこととかも。
大学か部活のイベント、授業で何か発表する機会があれば、そちら方面でも伝えていきたい(先生方にも伝わるように)。
ーーーコピペ以上ーーーーーーーーーーーー
頑張ってくれて、色々と「気付く」ことがあり、「学び」を持って帰ってもらえたようです。(*´-∀-)ホッ-3