いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【色漆のテスト中~】

 

根来塗の職人と一緒に、体験プログラム用にどんなものができるか試行中~。

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本来の根来塗は朱色と漆黒ですが、色んな色があった方が楽しんでもらえるかな?

------根来塗 解説-------------

根来塗とは
根来塗(ねごろぬり)とは、塗装技法の一種で、黒漆による下塗りに朱漆塗りを施す漆器です。名称は和歌山県根来寺に由来しています。根来寺(根來寺)は高野山金剛峯寺座主でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山です。

根来塗の歴史
鎌倉時代高野山における対立により紀伊国根来寺和歌山県岩出市)に本拠を移した新義真言宗の僧徒が、最盛期には二千余院を擁する大寺院として山内で使用するために製作した漆器が始まりとされています。特に朱漆器が「根来塗」と呼ばれるようになったとされています。
輪島塗、会津漆器紀州漆器と日本三大産地の起源はいずれも根来塗と考えられ、豊臣秀吉紀州征伐で職人達が根来から全国へ移り住み、それぞれの地で漆器文化を開花させました。


根来塗の特徴
木地は堅牢で長年の用に耐え、幾重にも塗り重ねて仕上げられた漆は使うほどにツヤを増していき、長年の擦れ摩擦による朱の上塗りに浮かぶ中塗りの黒が味わい深い趣を出現させる。

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