去年から引き続いて、2021年新年一発目の魚醤を仕込んできました!
地域の港では、元々冬の漁獲量が非常に少ないので、その中から捨てられている魚を頂いて仕込み。
(なので、毎月/毎日/毎回仕込む魚種は変わります)
今回はたまたま、ほぼヒイラギでした。
標準和名は「ヒイラギ」、西日本各地で多種多様な地方名で呼ばれ、食用にされていたり、外道として嫌われていたり。
ギチ(東京)、ギラ(千葉)、ジンダ(ジンダベラとも)、ネコゴロシ(ネコマタギとも)(静岡)、ゼンメ(愛知)、ネコナカセ(浜名湖)、ギンタ(和歌山)、ネラギ(大阪)、ダイチョオ(兵庫)、ネコクワズ(淡路島)、エノハ(鳥取)、ギギ、ゲッケ(岡山)、ギンギン、ギンガー(広島)、カガミトリ(山口)、ニイラギ(愛媛)、ニロギ(高知)、トンマ、トンバ(福岡)、ヒイラギ(長崎)、シイバ・シイノフタ(熊本)、ネコクワズ(徳島)、ハナタレエバ (宮崎) 、ネコマタギ、イタイタなど byウィキペディア
※食べると美味しいようですが、今回は料理に回す分がなく、食べれず。
オッサンズ4人で夜明け前から昼まで小さな小さな魚と格闘しながら、魚醤のより良い仕込み方を探るために5種類漬け込みました~。
ウィキペディアで調べたら、「食道に発光バクテリアを共生させ、暗所で発光もする」らしい。大量に漬けたから魚醤も発光しないかしら(* ̄∇ ̄)
ご興味ある方、お待ちしておりまーす。
※地域おこしの仕掛けの1つとしての「魚醤」と考えて動いており、ただ作って終わり、売れるようにして終わり、という考えでは動いていません。
企画をじっくり育てながら仲間を増やしながら、地域に還元するにはどうしたら良いか、地域と外を繋ぐにはどうしたら良いか、
常に考えながら、実際に自分たちで試作も重ねながら動いています。
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