いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【昆虫食の打合せ】

身近に昆虫食の多様性を感じられる社会を目指す社長と一緒に、昆虫食の新規商品開発の打合せ~。
「食用昆虫の粉末入れて完成!」みたいな商品はさらさら作る気はないので、ユニークで何かの役に立てる価値を持った昆虫食及び昆虫食体験プログラムの仕掛け作りのお手伝い。

 

#昆虫食 #面白い #プロデュース #日本の昆虫 #未利用地域資源 #可視化 #写真は直接は関係アリマセン


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【持続的な地域おこしのために、いつも考えていること】

様々な分野で活躍されている方の紹介を目的に活動されているRe・rise Newsさんに、
当団体「いなか伝承社」代表 田中の想いを取材して頂いて、動画でアップされました!

当団体の発信している活動内容だけを目にすると、
虫食べてる、薬草収穫してる、あちこちで何か調査してる、土いじってる、職人とイベントしてる、油しぼってる、アナグマ解体してる、などなどの範囲が多様すぎて何したいのか分かりづらいかと思われるかもしれませんが、
大目的は日本各地のいなかの、それぞれの地域に根付いている(だけど価値を評価されていない)自然の多様性・文化的多様性が移住者を呼び込んだり高付加価値産品につながったり起業のシーズになったり、未来の日本の新しい価値を創出できると考えて、各地のいなかの多様性を出来るだけ残したくて、残すためにonly1体験プログラムを造成したりそこにしか無い商品を開発したり、事業化支援したりと活動していて、動き始めた部分は関係者がいる都合上発信しづらく、活動全体の氷山の一角を皆様にSNSで発信している形になります。

2012年からコツコツ走り続けている地域おこしの活動の根本的な想いを語りましたので、25分もしゃべって長いのですが、ぜひご覧頂けたら幸いです。

紹介URL:
https://bit.ly/3ymL3Nw

「田舎のファンをつくり、地域の多様性を次世代に伝える」 いなか伝承社 田中 寛人さん - Re・rise News -美しい時代を創る人達-

 

皆様の地元で行われている「地域おこし」「地域活性」「地域づくり」「地域振興」といわれることの中身について、
・地元の人絡んでないんだけど、、、
・会議に呼ばれてありがたい話を聞いて終わった
・会議に参加したけど、何かふせんにキーワード的なものを書いて終わった
・何となく地域を活かした商品を作る会議をして、何となく終わった
・他の地域でやってるイベントの焼き直しでいいんだろうか?
・観光客はたくさん来てるけどそこから移住につながる仕掛けが無い
・若者だけ何かやってる、、、
・毎年同じことやってる
補助金とってきて終わり
・今やってることって本当に持続的な地域につながるのかな?
・何からやったらいいか分からない
などと思いあたることあればご相談ください、お役に立てます。

※当団体は現地に行ってフィールドワークを必須として、当該地域の眠れる地域資源を足元から掘り起こすことから始めるため、本当に何にも無いと言われるような地域でもゼロから「地域を起こす」ので、「地域づくり」でもなく「地域活性化」でもなく、『地域おこし』の言葉を意図的に選択して用いています。

 

# いなか伝承社

高校生とコラボ

7/31~開始の
第45回全国高等学校総合文化祭 (紀の国わかやま総文2021)
の放送部門(8/4,5)において、
当団体がコーディネートして、橋本高校の放送部の皆さんが高野町のヒノキヒモ職人を取材してまとめた動画が出展されます。
(会場はかつらぎ町
応援に行こうかなと思ったけれど概要を見ても見学について触れておらず、高校生と関係者メインで一般人は参加できなさそうなので、遠くから応援(*'ω'*)

オンラインイベント「漆塗職人(塗師)というシゴト。漆シゴトは面白い!」7/30 を開催しました。

紀州根来塗 初根工房の2人の塗師に登場して頂き、

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塗師の2人

・日本各地に広まっている「根来塗」
・ウルシについて3つの切り口から
・漆を塗る
塗師のシゴトとは
などについて工房で使っている道具なども紹介して頂きながら、語って頂きました。
鎌倉時代に興ったとされる根来塗の発祥の地として、今後も塗師と共に発信のお手伝いを行う予定なので、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m。


#旅する職人 #根来塗 #根来 #朱漆器 #漆 #塗師 #職人 #漆芸 #漆器 #使い続ける #体験プログラム #和歌山県 #岩出市 #出張 #地域資源 #いなか伝承社 #紀州根来塗 #SDGs

【大阪府岬町でも動きまーす@水産で】

魚を使ってちょこちょこイベントしていたら、岬町のイケメン(で料理もできる)漁師さん達にお声がけ頂いて、一緒に、大阪湾の持続的な水産資源の活用に向けてゆるやかに動き始めました。

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既に体験とか商品化などを考えていますが、漁師さんと何かからみたいことあれば是非リクエストください。漁業に対して想いを持たれていて、フットワーク軽いです。

 
下部のキーワードで何かやりたいことがある人は、岬町住民に限らず一緒にプロジェクトを展開していければと思っておりますので、良かったらお声がけください~。
(基本最初は持ち出しで進めます)


#大阪 #岬町 #水産 #漁業 #SDGs #食育 #魚食 #未利用資源 #未利用魚 #廃棄物活用 #漁師 #地域活性化 #地域おこし #いなか伝承社

【これもあれも「漆器」?ホンモノ???】

7/30に漆塗り職人とコラボしてオンラインイベントを行いますが、そのキッカケになった自分の中の違和感について。

 

今回イベントで話をして頂く職人が作る「漆器(根来塗ネゴロヌリ)」は木の器に本物のウルシを13〜15回(層)塗ります。モノによっては更に回数を重ねます。それにより堅牢で100年使い続けられる漆器になります。

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 一方、法律で定められている「漆器」は

・木の器にウルシを1回塗っても漆器

・プラスチックの器にウルシを1回塗っても漆器

 

実際にそんな商品を見たこともあります。

 

あれ?

全然違うものなのに同じ「漆器」?

漆器風じゃないの?

職人はいちいち●回ウルシを塗っています、なんて言いません。

何回も塗るのがいつものことだから。

でも、市販で売っているちょっとしか漆を使っていないものも「漆器」。

何だかモヤモヤ。

 

世の中にある「漆器」と呼ばれているものはピンキリなんだと感じました。

なので、伝統的な漆器のコト、職人の想いも含めて色々知ってもらえたらいいなぁと思って企画しました。

 

商品を売りつけるとかは無い(ただでさえ1年以上待ちなので)ので、日本の伝統的な文化の一部として是非聞いてもらえたらありがたいです。

 

イベントリンク↓

オンラインイベント「漆塗職人(塗師)というシゴト。漆シゴトは面白い!」7/30

https://www.facebook.com/events/257312665780860

 https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=72224140040129

#旅する職人 #根来塗 #根来 #朱漆器 #漆 #塗師 #職人 #漆芸 #漆器 #使い続ける #体験プログラム #和歌山県 #岩出市 #出張 #地域資源 #いなか伝承社 #紀州根来塗 #SDGs

【日本刀のサビを落としてみたら・・・】

先日サビサビの油搾り機のサビをキレイに落とせたので、そういえばと思って手持ちの日本刀(脇差)のサビを落としてみました。
無銘だから専門のサビ落としや研ぎに出すほどでもないし、自分のものだし傷ついてもいいや、と思ってサビを落としたら思わぬ発見が・・・。

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なんと小柄の方に銘ありましたヾ(*´∀`*)ノ。
 
銘を読み取ってみたら、徳島県海部郡海陽町で作られた「海部刀」でした。
警察で刀剣登録する時にはサビていて見えず、鑑定士の方に気づかれなかったみたい。
 
サビ落として良かった~。
 
▼海部刀
阿波国の海部地域で「海部⽒」の⽣産奨励によって鎌倉時代から幕末まで盛んにつくられた⼑で、
江⼾時代には蜂須賀家のお抱え鍛冶として徳島城下で鍛⼑していた。
美術⼑としても知られており、「⽚切刃造り」と「のこぎり刃造り」が特徴である。中世の昔から
海部川流域で発⽣した海部⼑⼯が創作した美術⼑剣である。
 
脇差は、主兵装(本差)が破損などにより使えない時に使用される予備の武器を指す。
※小柄は、日本刀に付属する小さい刀のこと(写真内にあります)。
その役割は、木を削ったりするのに使っていた。
緊急時には、手裏剣のように投げ打って、逃げたり仕掛けたりする。
 
#日本刀 #脇差 #刀 #銘 #海部刀 #郷土刀