他県の商品ですが、同様のものがヤフーニュースに取り上げられていたのでご紹介。
かつての日用品として身近に食品の包装に使われていた経木(当地では薄板とも言う)を作る職人が、高野町でまだ製造しています。和歌山県では唯一、関西でも数件しか残っていない、絶滅寸前の産業です。
シンプルな機械で大きなカンナを動かしてアカマツから削ります。機械化しているといっても一部のみで、昭和の時代のもう部品も無いような機械を使って、故障しても自分が直すしか無く、だましだまし使っています。
写真は、削りたての水分がまだ残っている経木を干して乾燥させているところです。 この時工房に入ると、非常に良いマツのさわやかな香りが立ち込めていて、このマツの精油成分が抗菌作用もあるので食品に直接触れる包装として使われています。
残念ながら、後継者はおらず、この職人が和歌山では最後となります。
森守るスーパースター!?『経木』の魅力と可能性 料理の仕切りやメモ帳にも 消費する木製品 SDGsで再評価(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース