現在、成長して全員サナギになりました。

幼虫の時期のはじめは気付きませんでしたが、
ある時から見た目で分かりやすい特徴で2つのグループに分かれました。
・幼虫期間はクワコ由来の短期間で繭を作るグループ(繭小さい)と、カイコ由来の長期間かけて繭になるグループ(繭大きい)がありました。
・全員クワコ♀由来の黄色系の繭でしたが、クワコ由来の短期間で繭を作るグループの繭は黄金色、カイコ由来の長期間かけて繭になるグループの繭はクリームイエローでした。

※繭がたくさん入っている写真の、左側クワコ由来の短期間でできた繭、右側がカイコ由来の長期間かけてできた繭です。
黄金色の繭は輝いていてとてもキレイ。
一方、クリームイエローの繭はシルク由来の輝きはなく、なんとなく煤けたイエロー。
繭から黄金糸を取り出して紡ぐところまで自分でできたら良いのですがそこまで私は出来ないので残念。
次の世代(F2)でキレイな繭ができたらこちらでご報告するので、繭から生糸を取り出して、加工までやれる方で興味ある方人おられたらご連絡ください。提供します。
(このあと成虫になって交尾して産卵後、今年3回目の孵化するのか、来年春になるのかはハイブリッドカイコのみぞ知るのでノンビリ待てる方限定)
今後の疑問としては、
・F1どうしで交尾するのか?
・交尾して雑種第二代は生まれるのか?
・それは育つとどうなるのか?
などに注目していきたいと思います

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