いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

1200年前のお茶を再現しました。弘法大師も飲んだ茶の試飲会のご案内

【1200年前のお茶を再現しました。弘法大師も飲んだ茶の試飲会のご案内】

 

現在高野山のある高野町に住んでいて宗教的な活躍についてはある程度は知っていたものの、「茶を日本に招来したのは弘法大師」といわれている事を最近知りました。このことをもっと多くの方に知ってもらいたいのと、高野山で今も祈りを捧げている弘法大師に1200年前の平安時代(前期)の当時の味を偲んでもらいたいと思い、2年かけて当時の中国の文献について調査し、奈良県大淀町の茶農家(大淀茶・大和茶)の方々に協力頂いて今年そのお茶について当時の「作り方」と「飲み方」を可能な限り再現しました。

今後地域に人を呼ぶための仕掛けの一つとして体験プログラム化して販売する予定なので、その前に10/1「日本茶の日」に合わせて人数限定で試飲会を和歌山と奈良で開催させていただきます。日本茶の原点をお楽しみください。

※現代のお茶とは、茶葉の見た目も味も作り方も目的も異なります。

 

和歌山県内は一般の方向けと、高野山関係者向けに合計2回行います。

①一般の方向け

<日時>

2025/9/30 10時~11時半ごろ  集合時間は9:50厳守

※ある程度の人数のニーズがあれば同日の午後開催、夜間開催、週末開催も検討するので関心のある方は別途ご連絡ください

<定員>

先着10名

<場所>

和歌山県橋本市隅田 (JR隅田駅から徒歩可能)

※個人宅なので申込者の方に後日集合場所、駐車場場所をご連絡致します。

<参加費>

特別価格 1000円 当日払い(お手数ですがお釣りのないようにお願いします)

※9/27以降のキャンセルはキャンセル料として全額頂きます

 

高野町内在住者及び高野山関係者向け

<日時>

2025/10/1 13時半~15時ごろ

<定員>

先着18名

※お申し込み時に高野山との関係を確認させていただきます。

<場所>

高野町中央公民館 第2会議室(高野山学びの杜内)

和歌山県伊都郡高野町高野山26−5

<参加費>

無料

 

③奈良エリア
<日時>
10/15(水)13:30~15:00
<定員>
先着18名
<場所>
大淀町文化会館 調理室(奈良県吉野郡大淀町桧垣本2090)
<参加費>
特別価格 1000円 当日払い(お手数ですがお釣りのないようにお願いします)
※10/12以降のキャンセルはキャンセル料として全額頂きます
和歌山県橋本市で開催するものとベースは同じ内容です

 

▶試飲会の内容(共通)

・唐の時代の作り方、飲み方の紹介

・宗教とお茶と弘法大師の関わり紹介

・参加者に少しお手伝い(体験)していただいた後、試飲。当日は高野山で汲んだ貴重な地下水を使います

・試飲後、アンケートをご記入頂きます。

※会場と人数の都合上、誠に申し訳ありませんが「飲み方」の再現は部分的にしか体験頂けません。より本物を飲みたい方は後日体験プログラム化した際には当時の飲み方により則した形式で提供しますので、アンケートに連絡先を記載頂ければ改めてご連絡させていただきます。どこにも無い体験をお楽しみに。

 

★大事なことなので先にお伝えしておきます。

現代のお茶は色・味(うま味や甘み)・香りなどが重要な評価点となり、皆様もそれを基準に「美味しいお茶」というものを判断されていると思いますが、弘法大師が飲んでいた時代のお茶のニーズはあくまでも『薬』の一種として扱われており、宗教家には継続的な修行のためのツール(眠気覚まし)として、また一般利用としては覚醒作用、五臓の病気、食べ過ぎによる胃もたれを治す消化促進、疲労回復などの薬効を目的に飲まれていました。

なので、現代の色・味(うま味や甘み)・香りを求めて参加されてもその期待には添えられません。十分理解の上ご参加ください。

 

▶製造した目的

弘法大師に1200年前の当時の味を久しぶりに偲んでもらうため

・ほとんど知られていない、茶を日本に招来した弘法大師の功績を偲ぶ、遺徳を偲ぶため

・ブームになっている抹茶だけではない日本茶文化への再注目、再評価のため

※中長期的な視点では、

・当たり前になった身近なペットボトル茶と茶葉から淹れるお茶の違いを再認識、再評価してもらうため

・日本の地方の茶文化発信(ヤマチャ、番茶、茶粥食、各地の釜炒り茶、茶産地に送り込んで製茶体験など)を行い、お茶に関する関係人口を増やす。

・茶文化の残る地域への送客、茶業への援農隊送り込みなどで地方とヨソモノをつなげて関係人口を増やし、地域課題解決につなげる。

・このお茶を活用してみたい事業者と繋がってチャの新しい形の発信

 

▶お申込み

以下のGoogleフォームからお申し込みください

https://forms.gle/9gT8CMduzCCWbJso7

▶備考

・茶「道」が生まれる時代の前のお茶です。当日かしこまった服装や茶道のマナーは不要です、お気軽にお越しください。

・同時代の最澄嵯峨天皇も唐のお茶を飲んでいました

・当然唐の皇帝も飲んでいました

・10月1日は「日本茶の日」。豊臣秀吉は京都にある北野天満宮で、身分関係なく茶を楽しむ大茶会「北野大茶湯」を開催した日。

・今後様々な薬草コンテンツを提供する際の一つとして扱います

・少人数で回すので開始時刻に遅延された場合は対応できない可能性があります。他の参加者に迷惑がかかりますので遅延しないようお越しください。

 

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―――最後まで読んでいた方へーーー

今後このお茶に添えて出す古い歴史のあるお菓子を探しています(お店自体の歴史は浅くても良い)。オススメがあればご紹介ください