いなか伝承社のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

探していた山のオヤツ見つけた!

「食の民俗学」について勉強し始めてから、(近所であったらいいなと)探し続けていた植物の一つを発見。
それは シャシャンボ(小小ん坊)という名前からして可愛いヤツ。

近くはないけど、薬草採集に行く山に生えていた!
4メートルくらいの大木だー。

いつも背丈の高くならない薬草探索がメインなので基本下を向いて足もとをチェックします。
なので、樹皮に特徴が無い高い木は気付かずスルーことが多い・・・。
今回はたまたま実の付いた枝先が私の視線の先に垂れ下がっていたので発見。奇跡。

 

シャシャンボはブルーベリーの仲間なので、ずーっと実を食べてみたかったんだよねぇ。
※パっと見た目はヒサカキにそっくりで食べられるとは思えないので見えていたけど気付いていなかった可能性もあり。

初めて口にする植物は気を付けて充分調べてからでないと食べるのは危険なのですが、間違ってヒサカキだったとしても死ぬことはないはずなので実食してみた。

美味しい。とても美味しい。ブルーベリーよりも美味しい。
コクのある甘みと少しの酸味が口の中で広がる。

ただ、実の一粒は5ミリくらいととても小さく、複数一気に口の中に入れないと全然楽しめない。
実が小さすぎて商業作物としては使われず、子ども達のオヤツ程度の利用に留まって注目されてこなかったようだ。
生食で十分美味しい果実なのでもっと知られたらいいのに。

 

実をたくさん集めて口の中に入れたいけれど、高いところに枝があるから高枝切りバサミで枝切りして実を確保することになる。
でもそうすると枝ごと切ってしまい、来年からはその部分が採れないのと木にもダメージ・・・。
この木しか見つけられていないので来年も食べられるように持続可能な食べ方を考えよう。


※今日のトリビア
シャシャンボの古語名は「サシブ」。
これがたくさん生えていたから佐世保(サセボ。長崎県)と呼ばれるようになったらしい。


#シャシャンボ #木の実 #美味しい果実 #山の恵み #ブルーベリー