いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

幻の純国産蚊取り線香

今日の写真は、和歌山県産の除虫菊を使って純国産の原料だけで手作りで作った蚊取り線香です。


f:id:inakadss:20140509213544j:plain

本物の色は茶色なのです。
緑色の市販のものは合成成分で作られたものです。
(赤い色のはプロ用。煙多め)

和歌山県有田市の上山英一郎(大日本除虫菊株式会社の創業者。ブランド名「KINCHO」)は、線香に除虫菊を練り込むことを考案、1890年に世界初の棒状蚊取り線香「金鳥香」が誕生しました。
そして、かつては和歌山県有田市、あるいは広島県因島などが除虫菊の一大産地でしたが、現在ではほとんど栽培されていません。”

除虫菊の花が成分として使われるのですが、花は2年に一度しか開花しないそうです。採集が大変です(><。

そんな幻の蚊取り線香を使ってみました。
匂いを楽しむものではないのですが、嗅いでみると優しい木の燃える匂いでした。
匂いに興味があったので今回は自分の部屋(密室状態)で使ってみましたが、その後窓を開けなくても目やノドに全く異常はありませんでした。
天然ものだから影響ないのかな?。

今回は実験のために室内でやったけれど、やっぱり縁側でブタさんに入れて使うのが一番風情があるなぁ。縁側のある家欲しい・・・。

あ、ちなみに煙そのものに蚊を殺す効果があると思うがちですが、実際には燃焼部分の手前で高温により揮発する化学物質(ピレスロイド)に殺虫作用がある(煙と異なり目には見えず、周囲に拡散して殺虫効果を生じさせている)、らしいです (´・∀・`)ヘー