2021-01-01から1年間の記事一覧
薬草の本を見ていた時に、「生の山茱萸の実が食べたいなぁ、グミとどう違うのかなぁ」とずっと思っていた果実。我が家の近所には無かったので3年ほど「食べたいなぁ」と思い続けていたら、別件で寄った山の中の集落に手の届く位置の樹が野生化してありまし…
紀の川の支流「丹生川」上流でガサガサして、東大阪大学短期大学部の松井先生と一緒にザザムシを採って食べました。 ※ザザムシとは川の石の裏に巣を作ってる水生昆虫の幼虫の総称。食用可(冬が旬)。甲殻類アレルギーの方は食べられない場合があります。 捕り…
凍結と積雪の問題があり、毎日表示の変わる天気予報の信頼性が微妙なので直前までにらめっこしていましたが、実施することにしました! 12/25にザザムシを獲って食べます。※ザザムシとは川の石の裏に巣を作ってる水生昆虫の幼虫。食用可(冬が旬)。甲殻類アレ…
関西学院大学の授業にまたコメンテーターとして参加させて頂きました。 そこで感じた自身への課題。 大学生にプレイヤーとして地域おこしに関わってもらう場合、「大学生に何をさせるか」ではなく、大学生にどうやったら、自分の生活には直接関係ない地域の…
来年長野県伊那市で考えている体験コンテンツに、より地域性を持たせるために、岡谷市〜飯島町まで広域で地域資源の調査。 具体的には、直売所+道の駅+地元スーパーを回れるだけまわって、木の実、ご当地果実、在来野菜、郷土料理、ご当地惣菜、郷土菓子、…
月曜から販売開始した「おばあちゃんの無農薬みかん」の、さっそくのご購入予約ありがとうございました。 感謝の気持ちを込めて、土曜日までにご注文頂いた方全員に、無農薬みかんを食べ終わった後に、皮を楽しんでもらえるように、当団体オリジナル「お屠蘇…
全国のミカンスキー様へ。 近所の無農薬みかんを作っていたおじいちゃんが亡くなり、残ったおばあちゃんだけでは販売しきれないのと美味しいからもったいないので、販売のお手伝いをしています。 ・地元の無農薬みかん 限定200kg ・無農薬なので見た目のキズ…
持続可能な社会づくりの活動のご縁で、関西学院大学(兵庫県三田市)の授業に参加させていただき、コメンテーターをさせていただきました。 「考える」必要のある授業なのですが、皆さん予習もしっかりしてきており、授業中も積極的な発言があり、質問もあり、…
自分で解体したアナグマを大阪までデリバリーして、友人宅でお料理に。 ちょっとしたアクシデントのためFB 上で参加者募集したところ、なんとジビエ肉専門店「山肉デリ」の店主が来られてプロの方にアナグマ肉の調理をしていただけることなりました。(*゚∀゚人…
半年前から開発を始めて、試作品がある程度形になってきたので、関係者の方に和歌山に来ていただいて試食会を行いました! 30種類以上のサンプルを手間暇かけて作って、美味しいモノが出来たので商品化に向けて動きます。まだ詳細はお伝えできませんが、完成…
先日油搾り機のサビ落としをした際に、ついでに薬研のサビも落としていましたが、やっと出番が出来ました。 薬研は一台で素材を「刻む」「磨り潰す」の両方ができる道具です。乳鉢乳棒とはまた違う機能があるので、あると便利!そして、電気を使わないので熱…
大阪の友人がアナグマ食べてみたいとリクエストあったので、アナグマを自ら解体してお肉にしました〜(上手ではない)。 今回の個体はちょっと年取っていてケモノ臭強めでしたが、ちょっとだけ試食してみたら、ニンニクダレで味付けしたら普通に美味しいお肉…
前回カヤの実で搾油テストを行い、失敗したのでやりなおしました。装置の固定が大変なので友人に手伝ってもらって再チャレンジ! 今回は成功し、初めて搾油に成功。油がとれました! ただ、本格的にやるには、この装置は最低3人は必要みたい。 今後、搾油器…
ドングリの季節がやってきました。 ドングリはデンプンの塊なので、麹で分解すれば美味しい甘酒になります。 ただ、材料を揃えるのと、中身を取り出すのと、アクを抜くのが大変面倒くさいですがಠ_ಠ 3種類のドングリを使って食べ比べてみました。 アクの強い…
1000年生きたクスノキの葉っぱを最後まで使い切るために、蒸留した残渣を使ってみた。 先日クスノキを蒸留して樟脳を取り出した後の葉っぱがもったいなかったので、粉砕してこねてコーン状のお香にしてみました。 お香作りで粉末をまとめるために使うタブ粉…
平安時代から1000年以上生きている貴重な大クスノキを使っても良いと管理者から許可を頂いたので、何か出来ないかなぁと樟脳をテスト的に取り出してみた。 とれた!めっちゃ良い香り! 20リットル袋に満杯採集したけれど、蒸留して採集できたのはコレだけ( ・…
他県の商品ですが、同様のものがヤフーニュースに取り上げられていたのでご紹介。かつての日用品として身近に食品の包装に使われていた経木(当地では薄板とも言う)を作る職人が、高野町でまだ製造しています。和歌山県では唯一、関西でも数件しか残ってい…
元々昆虫食に関しては、日本の田舎の身近な在来昆虫という「持続可能性の高い資源」を活用して田舎の多様性を残すことを目的に動いているので、今はやりの食品開発の立場でも、養殖技術の立場でも、SNS映えを狙うイベント屋の立場でもなく、別の視点でお話で…
和歌山県のとある廃医院の中から、当時使われていた手書きの「処方簿」が出て来ました。 記載時期ははっきりとは書かれていませんでしたが、私が調べたところ終戦の年の1945年のようです。メーカー製の薬を渡されるだけの今の薬局とは違い、当時は1から薬材…
そのまま食べても美味しいんだけれど、油搾り機の練習用に。週末に初めての搾油が出来そうです。 #搾油用 #自家製 #カヤ #榧 #植物油 #アク抜き
先日、モノクロフィルムの自家現像まではテストできたので、今度は印画紙にプリントすべく、昭和の時代の引き伸ばし機を使って古民家の中で簡易暗室を作り、印画紙にプリントしてみました。 教えて頂く方にとっても35年以上ぶり?に、しかも昔使われていた機…
【モノクロ写真はじめませんか 10/7(木)、14(木)】 イベント告知。新しいコト動きはじめました。今私たちは世界をカラーで見ています。一方、色を無くすと目に入ってくるノイズも減って、モノゴトの本質に気づきやすくなる・伝えやすくなるのではないか、と…
もうちょっとしたらツバキ油の自家搾油を行う予定ですが、その前にカヤの実からカヤの実油を搾油しようと思って2時間半かけてやっとバケツ一杯の実を採集。 カヤの実はアクが非常に強いので、アク抜きしないと使えません。そのためにはアク抜き用の灰汁が必…
身近に昆虫食の多様性を感じられる社会を目指す社長と一緒に、昆虫食の新規商品開発の打合せ~。「食用昆虫の粉末入れて完成!」みたいな商品はさらさら作る気はないので、ユニークで何かの役に立てる価値を持った昆虫食及び昆虫食体験プログラムの仕掛け作…
様々な分野で活躍されている方の紹介を目的に活動されているRe・rise Newsさんに、当団体「いなか伝承社」代表 田中の想いを取材して頂いて、動画でアップされました! 当団体の発信している活動内容だけを目にすると、虫食べてる、薬草収穫してる、あちこち…
7/31~開始の 第45回全国高等学校総合文化祭 (紀の国わかやま総文2021) https://wakayama-soubun2021.jp/ の放送部門(8/4,5)において、 当団体がコーディネートして、橋本高校の放送部の皆さんが高野町のヒノキヒモ職人を取材してまとめた動画が出展さ…
紀州根来塗 初根工房の2人の塗師に登場して頂き、 塗師の2人 ・日本各地に広まっている「根来塗」・ウルシについて3つの切り口から・漆を塗る・塗師のシゴトとはなどについて工房で使っている道具なども紹介して頂きながら、語って頂きました。鎌倉時代に興…
魚を使ってちょこちょこイベントしていたら、岬町のイケメン(で料理もできる)漁師さん達にお声がけ頂いて、一緒に、大阪湾の持続的な水産資源の活用に向けてゆるやかに動き始めました。 既に体験とか商品化などを考えていますが、漁師さんと何かからみたいこ…
7/30に漆塗り職人とコラボしてオンラインイベントを行いますが、そのキッカケになった自分の中の違和感について。 今回イベントで話をして頂く職人が作る「漆器(根来塗ネゴロヌリ)」は木の器に本物のウルシを13〜15回(層)塗ります。モノによっては更に回数を…
先日サビサビの油搾り機のサビをキレイに落とせたので、そういえばと思って手持ちの日本刀(脇差)のサビを落としてみました。 無銘だから専門のサビ落としや研ぎに出すほどでもないし、自分のものだし傷ついてもいいや、と思ってサビを落としたら思わぬ発見…