いなか伝承社のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

和の薬草園の花:クコ

薬草園では現在様々な花が咲いています。
※花がメインの施設ではないので、地味で小さな花も多いです。

 

今回ご紹介するのはクコの花。
まだ他の薬草よりは色が付いている花なので多少目立ちますが、小さいので気付きづらい。

クコの花

引っ越ししてから春の遅い時期に植えたばかりですが、結構育って花をたくさんつけてくれました。
ただ、クコは自家不和合性(自家受粉しにくい性質)があるので、花をつけても一本だけでは実はつきづらい。

せっかくたくさん咲いたのに残念。
増やさなければ!

 

ちなみに皆さんは薬膳料理用などに使う乾燥クコをそのまま食べて美味しいと思いますか?
私は個人的には何回食べても美味しさは良く分からないです。
健康にはいいと思うんですが、クコの美味しさはあんまりワカラナイ・・・。

 

クコは中国や台湾の薬膳素材のイメージが強いですが、日本では平安時代に既に栽培されていたらしい。

 

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平安時代のお茶とお菓子のペアリング?

私は現在、1200年前の平安時代、弘法大師空海が唐から日本へ伝えた当時のお茶の製法を調べ、自分たちで製造し、そのお茶の体験プログラムを提供しています。

今のお茶とは全く異なる製法と飲み方です。
飲むシチュエーションも今とは異なり、仏教修行の中で修行中の眠気を取り除くための飲み物として、あるいは貢ぎ物の高価な薬として使われていました。

上記の用途のため、当然今のようなお茶とお菓子のセット、という組み合わせで使われてはおりません。
ただ、眠気覚ましに使われた飲み物として、はっきり言うと味は苦いです。
現代のお茶より苦いです。

 

なので、1200年前のお茶体験の際には、セットで何か歴史のあるお茶菓子も出せたらいいなと思って、色々調べていたら、何と地元和歌山でこんなお菓子を見つけました!

 

『伏兎(ぶと)』

 

おお、「ぶと」といえばこれも唐からやってきたと言われる平安時代のお菓子(神饌または宮廷儀式用の菓子の位置づけ)ではないか!
まさか地元で出会うとは・・・。これは買わねば!

ということで食べてみました。

・・・・。

味の正直な感想ですが、
アンコの入った揚げパンにカレーフレーバーがほんのりついている感じ。
マズくはないんだけれど、一言でいうと揚げパン。
当時の製法では米粉をベースにしているのですが、これは小麦粉で出来てるし、アンコも入っちゃってるし、うーん。

 

弘法大師空海の飲んだお茶に近づけるべく、今はもうほとんど作られていない在来種のチャノキを求めて探して、樹齢100年以上の貴重な在来種のチャノキを見つけて当薬草園に移植までして当時の味に近づけようとしている身としては、形だけ真似した平安時代のお菓子モドキはちょっと使えないかも。
地元でコラボできたら嬉しかったけれど、これはさすがに信条として受け入れられないので残念。

 

古代のお菓子のコラボして頂ける方、お待ちしております。

 

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どうして和歌山で熊本の被災者支援のプロジェクト?

先週から熊本被災者支援のプロジェクトを実行するためのクラウドファンディングを開始しました。


そのチラシを持って和歌山県北部を回ってチラシを置いてもらえないかお願いしているのですが、
その中で質問されたこと。

 

「どうして和歌山で熊本の被災者支援のプロジェクト?」

 

その理由は、
①いなか伝承社のメンバーが熊本出身でずっと熊本で育ってきて、ふるさとの熊本が大好きで熊本愛を持っている(現在は和歌山在住)
②本人は2016年の熊本地震の時は熊本で被災し、被災の現場、地震後の生活の大変さや苦しみ、辛さを体験している。でも当時は何もできなかったことが心残りでひっかかっていた。
③その上で、今回の熊本地震でも熊本にいる家族や友人が被害にあい、「今なら出来ること」「私だから出来ること」を色々と考えた

 

その結果、本人の持つ『金継ぎ』という技術を使って被災された方の壊れた器を修理する、そうして、「大切な器に宿る楽しい思い出・嬉しい思い出を未来へつなぐ」というプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

本来は被災者の皆さまの生活支援の方が先に必要とされていることは私たちも重々分かっています。
必要とされているのかな、ということはとても悩みました。

実際に過去に大きな地震で被害に遭われた知り合いにも相談しました。

 

すると、「確かに今の時期は生活再建のための支援の方が必要。でもその後、必ずどこかで大切なもの(器など)が心のよりどころになったりする。」「仮設住宅に引っ越した人ならなおさら。元の住んでいた家でもない、元の住んでいた場所でもない新しい場所に住むと、孤独を感じる時がある。そんな時にこれからの未来に目を向けるためにも、心を落ち着かせてくれる家族との繋がりを示す想い出の品や以前暮らした家での生活の想い出のある品があれば、前向きに生きよう、がんばろうという気も出てくる」とアドバイス頂きました。

 

今のつらい現実を乗り越えて未来につなげていくためにも、大切な過去と向き合える想い出の器を残すお手伝いが出来ればと思います。

 

恥ずかしながら、自分たちだけでは力不足でまだまだ実施には遠い金額なので、是非ともシェアやご支援頂ければありがたいです。
宜しくお願い致します。

クラファンサイト↓
https://readyfor.jp/projects/kintsugi


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グリーンカーテンに適した薬草 決定戦

薬草園に隣接している事務所兼自宅の壁面に、薬草を這わせて真夏の日光を遮るためのグリーンカーテン作戦を実施中。

その候補者名は9名、どれも今年植えたものです。
・ゴーヤ
・ヘチマ
・アサガオ
・八升豆
・十六ササゲ
・ヤブツルアズキ
・ヤマブドウ
・ノブドウ
・インゲンマメ系

※ヤブツルアズキとインゲンマメ系のみ、有用植物ですが民間薬としても扱われていないので薬草ではありません。

 

今回の勝負してもらう視点はコレ、
「暑い時期に間に合って、壁面をカバーできるくらいの充分な表面積を覆えるか?」

▶結果、優勝候補

①インゲンマメ系
②八升豆
③十六ササゲ

それ以外は、今の時点では葉が生い茂って多くの表面積をカバーできるようになっている植物もあるものの、7月・8月の盛夏には成長量が間に合わず、グリーンカーテンとしては役立たず・・・。

 

最終的に、
・インゲンマメ系は豆が完熟して収穫できるような状態になると葉が落ちて枯れてきてしまって8月下旬からは使い物にならず
・八升豆は植物の勢いが強すぎて、壁面に這わせた場合に構造物のすき間にどんどん侵入しちゃったり、上に伸びすぎたり、植物全体の重量が大きくなりも重くなってしまうのでダメ

 

ということで今年の我が庭の優勝者は十六ササゲさんでした。

来年は十六ササゲを中心にグリーンカーテンをもう少し試したいと思います。

 

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本日、熊本地震被災者支援のクラウドファンディングが始まりました

令和8年熊本地震で壊れた、被災地の方の大切な器を、金継ぎ技術で修復します。

 

 

 

今回、プロジェクトで金継ぎによる修復を担当するのは、いなか伝承社の上野です。

上野は熊本出身で、2016年の熊本地震を現地で経験しています。

 

そして今回の地震でも、熊本にいる家族や友人が被災し、状況を確認する話の中で大切な器が割れたという事を聞きました。

 

「和歌山にいる私たちに、何かできることはないだろうか。」

その想いから始めたのが、この、金継ぎ技術で器を修復するプロジェクトです。

※金継ぎとは、割れたり欠けたりした器を漆で修復し、金属粉などで美しく仕上げる日本の伝統的な修復技法です。

 

私たちは、被災された方から修復費をいただきません。

その代わり、クラウドファンディングで皆さまからご支援をいただき、その支援によって修復に必要な材料費・作業費・送料・運営費などをまかない、できるだけ多くの器を再び使える状態に戻していきます。

 

器は買い替えることができます。

でも、その器に込められた想い出は、買い替えることができません。

壊れた器と、大切な想い出を未来へつなぐために。

どうか、このプロジェクトの実現のために応援してください。

 

ご支援はこちらからのサイトからお願いします👇

https://readyfor.jp/projects/kintsugi

 

ご支援だけでなく、この投稿をシェアしていただくことも、大きな力になります。

 

『壊れた器と、そこに込められた想い出を、もう一度未来へ。』

R8年熊本地震 被災地の器と想い出を未来へつなぐ金継ぎプロジェクト。

 

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和の薬草園、新聞掲載されました~第二弾

運営している「高野山麓 和の薬草園」について、
7/7の朝日新聞に続いて、本日8/25に毎日新聞でも掲載していただきました!

※「高野山麓 和の薬草園」は、
日本各地に残る民間薬や薬草利用・民俗利用の生活の知恵について、実際の植物を見ながら学び、体験し、次世代へ伝えていくことを目的として、世界遺産の高野山のふもとで民間運営の薬草文化拠点として2026年オープンしました。

 

なお、紙面では「180種類の栽培」と書かれていますが、それは取材時の数で現在は200種類以上栽培しています。

 

今年の春の植え付けから時間も経ち、ある程度成長してきたので、近々薬草園単独の『薬草入門ガイドプログラム』(通年・完全事前予約制)も提供開始予定です。公的な植物園・薬草園とは異なる切り口でガイドさせていただきます。マニアック好きな方、お楽しみに~。


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皆様に大事なお願い:熊本の被災地支援のチラシを置かせて下さい@全国どこでも郵送

主宰する「いなか伝承社」では、
先日の熊本地震で被災した方の大切な器を、金継ぎ技術で修復する支援プロジェクト『R8年熊本地震 被災地の器と想い出を未来へつなぐ金継ぎプロジェクト』を計画しています。
※金継ぎとは、割れたり欠けたりした器を漆や金属粉を使って修復する日本の伝統的な修復技法

 

熊本生まれ熊本育ちのメンバーが主になって、遠く離れた和歌山県から「自分たちにできること」「自分たちだからできること」を考えて立ち上げました。

 

プロジェクトに必要な修復費用は被災された方からは頂かず、クラウドファンディングで寄附を募って、ご支援で数十個~の器の修復を行います。

 

クラウドファンディングページの公開は 8/28(金) を予定していて、それに合わせて様々な方に知ってもらいたいと思い、現在手づくりでA4チラシを作製中です(印刷前)。

 

「チラシを置いてもいいよ」という施設がありましたら全国場所問わず、ぜひご連絡ください!

ご迷惑にならない数を相談の上で送らせていただきます。
(10/17までのクラファン期間中、ご連絡頂ければいつでも新規発送・追加発送対応します)

 

器と、そこに込められた思い出を未来につなぐために、ご協力頂ければ幸いです。宜しくお願い致します

 

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