いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

小さな町の役場のインスタ運用がうまい

近所の下市町役場のインスタ運用が非常に旨いと思ったので、担当エリアではないものの、自エリアの組織の人に見習ってほしくてヤフーニュースで取り上げてみました

 


https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/381fc5819b414b53c64a7c63d27b02bb3d3100f5

#奈良県 #下市町 #インスタ #関係人口づくり #情報発信

【フィールドワークの進め方。座学と現場】

仕事の合間に、沖縄の薬草・民俗・民具・工芸をお勉強。

和歌山に無い本、取り寄せもできない禁帯出の本がいっぱいヾ(*´∀`*)ノ。

 

座学でさらっと頭に叩き込んだら、現場も行って、ホンモノを見て質問する。

先に本を読むことで相手への質問力が上がってより深い質問ができ、自分の理解力も上がります。

 

#フィールドワーク

沖縄のソウルドリンクは和歌山由来のようだ

「沖縄のミキ」
みきは、鹿児島県奄美群島および沖縄県で伝統的に作られる飲料である。奄美群島のものは乳酸菌発酵飲料で、うるち米を主原料に、千切りや摺り下ろしにした生のサツマイモ、砂糖を原料として用いる。近代沖縄県糸満市等で作られていたものは乳酸発酵スターターのサツマイモではなく、麦芽を加えて、酵素のアミラーゼで米のデンプンを一部糖化したものであったが、現在沖縄県で販売されているものは、米・麦に砂糖を加えて煮た甘い汁粉に近いものである。

主に夏の祭事の際に用いられた神酒(みき)に由来し、原型は口噛み酒である。現在も旧暦8月頃の豊年祭などにおいて振る舞われる。瀬戸内町では旧暦9月9日(クガツクンチ)に集落内で粥を持ち寄り、これに砂糖と生のサツマイモスライスを加えて作る習慣があった。 風味は甘酒に似るが、奄美のものは乳酸によるさわやかな酸味を有する。栄養価が高いため、夏バテ防止用として同地方にて広く飲まれている。奄美産で火入れ(殺菌)をしないのタイプのものは冷蔵庫に入れておいても発酵が進み、数日経つと酸味が増える。このため消費期限は製造後数日と短く、地産地消となっているが、冷凍で、通販も行なわれている。

という、沖縄の昔ながらの飲み物。
甘酒とは違う、お米のドリンク


甘酒だと私は濃いのが好きなので必ず飲んだ後に水分が欲しくなりますが、これは多少濃いもののさらっとしていてのどが渇かず、シンプルな水分補給にもなります。
写真の商品は各地に流通している普及品なので伝統的な作り方とは違うのかもしれませんが、個人的には好きな味。

このミキの裏ラベル見たらビックリ!


地元の和歌山県橋本市で作ってました。

仕込み水を沖縄から輸送することはなさそうなので、和歌山の水で作っているはず。それなら、私の普段いる場所の水系の水なので、ちょっと親近感。

まさか沖縄の伝統的な飲み物が和歌山で製造されてたなんて。
製造場所の橋本市のJAとかでも売ってくれたり、姉妹都市提携でもしてくれたら食文化交流などに繋げられそうな気がする。。

#ミキ #沖縄 #橋本 #伝統飲料

【高野山に行ったら食べて欲しい、みんなが知らない隠れたメニュー】

高野山に行ったらみんなに食べてもらいたい隠れたメニューがあるので、ヤフーニュースの記事にしました。

とても美味しいです!

 

【高野町(高野山エリア)】観光客は頼まないうまいもん。隠れた逸品メニュー『木の葉丼』(田中寛人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

 

#家庭料理 #高野山 #和歌山 #ランチ

【イベント開催御礼と、その先について】

ご挨拶が遅くなりましたが、先月末に開催した骨董・古物・絵画イベントについて、ご協力頂いた皆様のおかげで無事に2日間開催できました。

ご協力頂いた皆様、当日お越し頂いた皆様、ありがとうございました!

商品がほぼ全部バラバラで異なる上に、1000点を越えるこれまでやったことのない規模の単独開催イベントで、ギリギリまで準備に追われて告知期間も不十分でしたが、無事に追われてほっとしています。

単なる物販イベントにとどまらず、想定していた社会教育の場としても少しは役に立てたかなと思います。



次回イベントは小さな規模に戻りますが、地域の経験豊富なおばあちゃんに講師になっていただいて、
『自然農法ワークショップ 無農薬 オーガニック夏野菜編』
行います。
詳細はコチラをご覧ください。

https://www.facebook.com/events/1827264721072310

※今回の記事の写真は、その講師のおばあちゃんが作った「おはぎ」です。差し入れで頂いたのですが、おはぎが美味しかったのはもちろんですが、食中毒菌に対する効果があると言われているナンテン葉が乗せられています。

 


なお、いなか伝承社主催のイベントは毎回内容が異なるため、「何やってるの?」と思われるかもしれませんが、決してイベント屋を目指している訳ではございません。

地域の、日本の田舎の、未利用・低利用な埋もれている価値ある資源(ヒト、モノ、コト)を調査し、皆様に見えるカタチに表現し、体験プログラムや商品として、「価値」を販売させていただいています。

手間ひまかけて作られた「古物」も、農山村のおばちゃんの「暮らしの知」や「郷土料理」も、昔から伝わる「薬草の知識」も、職人の一見地味な作品に隠された「ものづくりの技術」も、廃校そのものの「空間の活用」も、忘れられた「伝統行事」などなど、様々なヒト・モノ・コトを取り扱っています。
(様々な方の協力の上で成り立つので、イベント化出来ているのはごく一部ですが、ネタは色々持っています)

イベントを通じて、田舎の自然の多様性、文化の多様性、持続可能な暮らし方を感じて頂いて、デジタル化がどんどん進む世の中とは対極的な新しい視点で日本を見てもらえるように頑張ります。

#農山村 #いなかの価値を創る #ワークショップ #体験プログラム #地域資源の掘り起こし #サステナブルな暮らし #SDGs #地域資源活用 #橋本市 #高野町 #和歌山 #いなか伝承社 

干し柿ライフハック。野生動物に勝った日

周りに野生動物が住んでいるので、いつも2月くらいまでには自家製干し柿が半分~2/3くらい野生動物に盗られるのに、今期はずっと屋外に干していても50個全部無事でした。
いつもこれぐらい盗られるものだと思っていたのに、今期は奇跡!


明日、最後の自家製干し柿食べます。

暖冬で他にも食べるものがあったからなのか、シャカシャカしたゴミ袋が嫌なのかはまた次年度も試してみないと分かりませんが、ご家庭の干し柿を守る参考になれば。

 


ーーーやり方ーーー

物干し竿に柿をつるす

ゴミ袋用のシャカシャカした硬めの袋を分解してシート状に広げる

柿を挟んで外側にシート状にした袋をかけて、干した柿を外から隠す。
この時に洗濯ピンチを狭い間隔で留めると、鳥の足場も減るので嫌がる?

※透明なゴミ袋と紫色のゴミ袋で同時に比較試験もしましたが、色は関係ないようでした。
透明は外から美味しそうなオレンジ色が見えそうですが・・・。

#干し柿 #つるし柿 #獣害 #野生動物 #ライフハック #天使のわけまえ

新イベント「自然農法ワークショップ 無農薬夏野菜編」募集開始

「自然農法ワークショップ 無農薬夏野菜編」

今より全然情報の少ない50年以上前から試行錯誤して実践的な自然農法をされているスーパーおばあちゃんから、夏野菜の植え付けを通じて自然農法を学ぶ・体験するワークショップです。

今回は『混植』(コンパニオンプランツを使って農薬を使わずに害虫を忌避する)がテーマの回になります。
+晴れたらヨモギを採集して、自然農米を使ったヨモギおはぎを講師と作るかも
+雨でヨモギおはぎを作らない場合は、希望者は自然農米の新鮮ヌカから洗顔・洗体用「ぬか袋」作れます。


日時
4/27日(土)9時20分集合~お昼まで。
※集合場所は申込者に別途ご連絡致します。JR隅田駅から徒歩5分

会場
和歌山県橋本市の畑

参加費
2000円
※ただし、過去にいなか伝承社のイベントに3回以上の参加者及び2024年度イベントの参加者は2割引き。当日必ず精算時に自己申告してください、自己申告のない場合は割引できません。

お申込み
 saikoro3+event@gmail.com いなか伝承社 田中までメールください 

準備物
(体を動かして頂きながら話をするので)汚れてもよい恰好

※参加者皆さんのレベルが異なると思うので、画一的なセミナーにはしません。座学ではなく、現場の知識・実学を提供します。
※講師は自然農法実践50年以上で、趣味の農業ではなく、生業としてやってこられた方です(今は伴侶を亡くされてお一人で農業されているのと高齢なので、規模は小さいですが、経験は豊富です)。
なので積極的に質問して知識をどんどん吸収したい人向け。
おしゃべり好きな方なので、聞けば聞くほど答えてくれます。今回のテーマに関する質問以外でも全然大丈夫です。

※講師のおばあちゃんは、料理は何でも自分で作ります、アンコも糠漬けも自分で一から作る方ですが和だけではなくシフォンケーキ作るのも上手です。お花の先生、お茶の先生、手芸大好き、今もピアノ弾きます、インスタ使いこなしてみんなの情報みてその日のご飯のレシピ考えます、LINE電話もこなせて、この年で「美しいとは何か」を学ぶための美術館のオンラインセミナー受けるくらいスーパーマルチな頭の柔らかい挑戦し続ける80代です。

※当団体は自然農法だけを推進しているわけではありません。今回のような優れたスキルをもったプレイヤーの方が地域に埋もれているのが大変もったいないので、地域人材の掘り起こしとその可視化のためにイベント化します。

 

#自然農 #自然農法 #無農薬 #オーガニック #夏野菜 #コンパニオンプランツ #和歌山 #橋本市 #美味しいおはぎ食べたい