いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【もったいない精神でお香作ってみた】

1000年生きたクスノキの葉っぱを最後まで使い切るために、蒸留した残渣を使ってみた。 先日クスノキを蒸留して樟脳を取り出した後の葉っぱがもったいなかったので、粉砕してこねてコーン状のお香にしてみました。 お香作りで粉末をまとめるために使うタブ粉…

【樹齢1000年のクスノキから】

平安時代から1000年以上生きている貴重な大クスノキを使っても良いと管理者から許可を頂いたので、何か出来ないかなぁと樟脳をテスト的に取り出してみた。 とれた!めっちゃ良い香り! 20リットル袋に満杯採集したけれど、蒸留して採集できたのはコレだけ( ・…

【和歌山県でただ一人の経木(薄板)職人について】

他県の商品ですが、同様のものがヤフーニュースに取り上げられていたのでご紹介。かつての日用品として身近に食品の包装に使われていた経木(当地では薄板とも言う)を作る職人が、高野町でまだ製造しています。和歌山県では唯一、関西でも数件しか残ってい…

【サイエンスアゴラ2021オンライン開催にて昆虫食についてお話させていただきます】

元々昆虫食に関しては、日本の田舎の身近な在来昆虫という「持続可能性の高い資源」を活用して田舎の多様性を残すことを目的に動いているので、今はやりの食品開発の立場でも、養殖技術の立場でも、SNS映えを狙うイベント屋の立場でもなく、別の視点でお話で…

【貴重な文献?医薬処方に関する歴史研究者がおられたら繋いで欲しいです】

和歌山県のとある廃医院の中から、当時使われていた手書きの「処方簿」が出て来ました。 記載時期ははっきりとは書かれていませんでしたが、私が調べたところ終戦の年の1945年のようです。メーカー製の薬を渡されるだけの今の薬局とは違い、当時は1から薬材…

【カヤの実 アク抜き完了】

そのまま食べても美味しいんだけれど、油搾り機の練習用に。週末に初めての搾油が出来そうです。 #搾油用 #自家製 #カヤ #榧 #植物油 #アク抜き