いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

【生の酒粕で土壌改良実験 その後】


今年の10/16に、日本酒醸造元さまに協力頂いて、畑(来年は田んぼ)に「生の」酒粕300キロを投入してからちょうど2か月が経ち、その後どうなったか確認してきました。

現在はタマネギの苗が植えられていて、写真1枚目が酒粕を入れた畑のタマネギ、2枚目が同時期に植えて酒粕を入れていない畑の写真です。

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それぞれの畑で品種は異なるとのことですが、ふつうタマネギの苗は植えた時は写真2枚目のように葉(茎のように見える地上部)がぐったりしていて、どの品種の場合でもだいたい同じような時間の経過で真っ直ぐ立つそうです。

それを踏まえて見て頂きたいのですが、写真1枚目の酒粕を入れた畑の苗は葉がまっすぐに育っている一方、酒粕を入れていない畑の苗はどれもまだぐったりしていて、両者で明らかに成長の差が見られました。3枚目の写真は酒粕無しの畑のものですが、全部ぐったりしているのがより分かりやすいと思います

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生の酒粕を投入した場合でも、割と短期間で土壌改良効果があったということと、「酒粕を入れた畑の方は化成肥料を入れなくとも十分商品になるタマネギができる!」と農家さん自身が実感して評価されていました。

もしかしたら、生の酒粕がこだわりの農産物を作るための一つのツールになるかもしれません。
また追って変化が見られたらご報告しまーす。