骨董市で見つけて、気に入って即購入した長火鉢を使えるように手を入れてみました。
分解してみたところ、炉(灰の入っている容器)以外は汚れをふき取る程度で済み、一安心。
肝心の炉については、側面は銅版で、底面はワラをすきいれた土壁の材料でできているようで、銅版は緑青があったものの穴も開いておらずそのまま利用可能と判断し、底面の土のプレートは既に穴が開いているし、ひび割れもあるので、差し替えが必要でした。
今ある土のプレート状のものを取り外して、新たに何らかの耐熱構造をつくらねばならないのですが、ホームセンターでも買える石膏プレートやケイカル板では長時間の耐熱性は無いということなので、断念!
結局、土で作ろうと思うのですが、せっかくなら和歌山の粘土があれば使いたいと思うので、どなたか県内で良質の粘土層のあるところをご存知だったら教えて下さい~。
<ぷち情報>
・移動できる暖房器具が火鉢、移動できない暖房器具が囲炉裏。
・火鉢の中でも、ただの四角い炉だけのものは「角火鉢」
・写真のような上座に引き出しがあって、上部に縁のないものが「関東長火鉢」
・上部四方に縁があり、物を置けるものが「関西長火鉢」