世の中はコオロギ煎餅やコオロギラーメンがメディアを賑わせていますが、当団体で醸造している昆虫発酵調味料「イナゴソース」を旨味として使ったラーメン(今のところ非売品)も美味しいですよ~。
※写真のラーメンは食べられる野草も使って以前作ったやつです。
当団体は昆虫食の普及をお手伝いしていますが、昆虫食専門団体ではありません。
昆虫食も含めた「田舎まるごと」を伝えることを目的にしているため、昆虫食以外にも、日本のジビエには含まれないタヌキやアナグマといった小動物、ヘビ、カメ、山菜や木の実や薬草、淡水の様々な魚介類など、日本の田舎の全ての生き物を取り扱っており、また和歌山に事務所がありますが、和歌山だけがフィールドではありません。日本中の田舎がフィールドです。
そして、あくまでも田舎を現場にして、参加者の皆様には田舎に来て風や人を感じて頂き、そこからリアルな自然の姿をお伝えしています。
時には電車も通らない山の中で開催して集客に苦労することもありますが、その分、都市部では味わえない中身の濃いプログラムを提供しております。
皆様に田舎の「多様性」と「無限の可能性」を伝えるため活動し、昆虫発酵調味料「イナゴソース」もその過程で2013年に生まれました。
田舎にある身近だけど気付かれていない資源(この場合はイナゴ)と日本古来の発酵技術を掛け合わせて醤油の醸造プロセスを再デザインし、美味しくて日本初のユニークな作品ができました。
現在九州大学の先生と共同研究で機能性成分分析を行っています。
田舎の多様性と可能性を知れば、どこの田舎・どんな田舎でも『飽きる』ことは絶対ありません。
まだまだ団体規模は小さく資金力も無いので、たくさんの田舎の魅力をお届けできないのは歯痒い部分ではありますが、これからも田舎の可能性を信じて、それを可視化して皆様に届けられるよう頑張ります!