今ちょこっと絡んでいる奈良県宇陀市にはとてもユニークな地域資源があります。
それは「タウナギ」。
あぜや用水路に穴をあけるので農家さんに嫌われ、「ウナギ」と名前が付いていてもあのウナギとは形以外全く関係ない邪魔者扱いされている淡水魚です。
このタウナギ、地域資源を探す目的で文献を調べていたらたまたま見つけたのですが、1900年前後に朝鮮半島から奈良県宇陀市に持ち込まれ、そこから日本中に広まっていったようです。
100年以上の歴史?があっても全然見向きもされていない「タウナギ」を捕って食べてみたいと思います。
味の参考:
日本ではほとんど食べる習慣がない。しかし中国大陸や台湾では美味とされ、炒め物、煮物、から揚げなど広く食用にされる。
現代の料理では、細切りの炒め物「炒鱔絲」、江蘇料理のごま油風味の甘い炒め煮「炒鱔糊」、浙江料理のから揚げ甘酢あんかけ「生爆鱔片」、寧波料理のエビと合わせた具の汁麺料理「蝦爆鱔麺」、広東料理の土鍋飯(台山黄鱔煲仔飯)、台湾料理の台南の揚げ麺を使った麺料理「鱔魚意麺」などが著名である。ぶつ切りでスープにする例もあるが、市場では捌いて売ることが多い。
ベトナム料理では、春雨とスープにした「miến lươn」(ミエン・ルオン)や酸っぱいスープの「canh chua lươn」(カインチュア・ルオン)などの汁物にすることが多いが、バナナと共に蒸す「chuối om lươn」(チュオイ・オム・ルオン)などもある。
また、薬膳としても滋養強壮効果があり、中国には「小暑黄鱔賽人参」という言葉があります。小暑(梅雨明けのころ)のタウナギは美味で朝鮮人参に匹敵するほどの薬効があるそうです。
さあ、食べてみたくなったあなたは一緒に捕りましょう。
(捕った日に食べるので泥吐きさせておらず、泥臭い可能性もあります)
味のチェックやイベント化の可能性を調べるために、7/14に少人数でテストイベントを実施します。
ご興味あったらご連絡ください(*´∇`)ノ。3名くらい。
場所:始まりの町、奈良県宇陀市
だいたいの予定:午後から真夜中すぎまで
(昼から仕掛けて夜に回収して、それから調理します)
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※写真と一部文章はwikiさまより拝借しました。