いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

【漆でコーヒー作りました♪ 第6弾開発作品】

 

当団体の作品としては3年前から準備してやっと陽の目を浴びさせることが出来た第6弾の開発作品、「漆コーヒー」です。

和歌山県岩出市には「根来塗(ねごろぬり)」という鎌倉時代に興った漆器の技法があり、

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現在もそれを伝承する方がおられますが、実際に買って生活に取り入れるとなると金額の面で高かったり、お手入れの問題で気軽に「漆器を買ってみよう」ということにはなりづらい状況があります。
 そこで、もっと漆器について身近に感じてもらえる仕掛けはできないかと考え、特に価値を認められていなかった「漆の種子」を"価値ある未利用資源”と捉えて、それを使ったコーヒーを作ってみました。

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漆によるかぶれが無いことを祈りながら真冬の寒い時期に実を集め、4層構造の皮を手作業で剥き、洗浄し、非常に手間ひまかけて種子の状態にし、コーヒーの焙煎士さんとコラボして漆の種子100%の「漆コーヒー」に仕上げました。

残念ながら漆の木自体が非常に少ないので(和歌山産です)年間生産量が200杯程度となり、かなり希少なため常時販売はできませんが、当団体のイベントで販売・試飲などをしていく予定です。
※漆のかぶれについて、漆コーヒーでは飲んでもかぶれません。
漆コーヒーの初試飲会は6/24-6/25に行うイベント、「山奥暮らしと自然を感じるツアー6月分@筒香」
https://www.facebook.com/events/785427991615977/
にて味見してもらおうかなーと思っています。

焙煎していない種子もあるので、漆の種子を色々試してみたい料理人の方、研究者の方おられたらご連絡下さい。コーヒー化は一例でまだまだ漆の種子の可能性を探ってみたいと考えています。(種子自体は硬くて植物質です)。

(ちなみに、
第1弾 昆虫発酵調味料イナゴソース   →販売中
第2弾 昆虫発酵調味料10種セット    →売り切れ
第3弾 熟成生栗の多品種食べ比べセット →季節商品
第4弾 食べる「虫入りコハク」     →季節商品 
第5弾 食べるおまじない米「恋の予感」 →販売中
欲しい方はお問合せ下さい。そこらへんではほとんど売っていません)

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