当団体の現在の活動としては、月1回のイベント的なものが中心になってしまっていますが、「イベントは月1回でいいや」と思ってやっているわけではなくて、色々企画はしているのですが実現が難しかったりして、結果的に月1回の開催になってしまっています。
今日はそのボツ企画を一つご紹介。
「一人1匹、鶏をさばいてみよう!企画」
私田中が、解体できる場所と活きた鶏を提供し、参加者自ら一人1匹まるごとを解体してもらって、
・絞め方
・解体方法
・鳥の構造
・ナイフの使い分け、使い方
・「肉は無機質なものではなく、命を分けてもらっている」こと
・かつての農家の暮らしと養鶏の関わり
を理解してもらえたらいいなぁと思って企画を進めていたのですが、この企画はボツになりました。
これまでに和歌山県内では何度か鶏インフルエンザが発生しており、その影響で他府県に比べて鶏の扱いに対する県の条例が非常に厳しくなり、一般人への活きた鶏の譲渡・販売は規制強化されてしまっており、業者からの入手が不可能と判明したため、お蔵入りになってしまいました。
昔の農家さんでは養鶏は身近で、家庭で絞めるのが当たり前だったので、その機会を提供したかったし、食育にもつながると思ったのに、無念・・・。
と、こんな感じで、オモテに出るのは虫の話題が多いのですが、それ以外のことも同時並行してやっておりますので、すぐに大きな変化をもたらすことはありませんが、これからも長い目で宜しくお願い致します。