活動内容の一つとして、「古いモノ(道具や技術)を残す、伝える、実際に使う」、ということも掲げていますが、最近また一つ古いアイテムを頂きました。
「かき餅切り器」です。
かき餅自体も最近は食べる若い人が減ってきているように感じますが、まだスーパーに行けばすぐ食べられる状態になっているものを見ることができます。
一言でいうと、四角い餅をうすーくスライスして、一度乾燥させたあとに、焼いたり揚げたりしたものが「かき餅」です。
乾燥の工程が必要なので、かつては冬の楽しみの一つでもありました。
そのスライスする際に使うのが写真のかき餅切り器です。
シンプルな道具で、カンナ掛けの要領で、固定した大きな板状の餅を欠くようです。
ただ、私自身はこの道具を使ってスライスするところをまだ見たことがないのです。
今もこれを使って作っている家庭があればぜひ見学に行きたいのでご連絡ください~。