昨日天気が良かったので、また雪山の森に地域資源の調査に行ってきました。
朝から登って、いくつかの分岐を行ったり来たりしながら調査してぼんやりと見えてきたこと。
それは、この森は「いのちの更新が分かりやすい森」ということ。
かつては周辺集落の住民が往来して生活物資を運んだ道も、高齢化に伴って通る人も減り、道普請(集落みんなで行う道の整備)もされなくなり、倒木があちらこちらにそのままの姿で、時には道をふさいで転がっていました。
その倒木をつつくと、微生物や昆虫によって十分に分解されており、スカスカでボロボロと崩れていきました。
このような倒木の内部には越冬のためや分解のために昆虫が暮らし、既にボロボロになって崩れ落ちた木っ端はより細かくなって森の土となり次の世代を育てます。