いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【朽ち木の中にいる生き物を食べてみた。閲覧注意】

 

冬場の朽ち木で冬越しする虫はエサを採らないので、お腹がカラなので臭みが少なく、脂肪を蓄えているのでコクがあるはず、という仮定の下に朽ち木をほじくって虫を取り出し。

●ムネアカオオアリ
  スイバの酸味。
  酸味を活かした料理に使える。
  ただし、サイズが大きいが故に虫のボディ感が口に残る。f:id:inakadss:20220203204131j:image

ヤマナメクジ(シマシマ模様のやつ。10センチはある) 
  冬場の内臓は全然臭くない。
  内臓が臭くないので身も臭くない。
  加熱してもヌメヌメ(ムチン)は減らない
  食感はコリコリして貝。味の特徴は無い。
  ヌメリを除去してワサビ醤油で食べたら、「あ、貝だ」。全く一緒。食べやすく美味しい。
※ナメクジは、陸に生息する巻貝のうち、殻が退化しているものの総称。なので、もともとナメクジは貝。

f:id:inakadss:20220203204227j:image
f:id:inakadss:20220203204237j:image

キマワリ(幼虫)
  脂肪のコクはあるが、朽ち木由来のカビ臭さが口に残る。
  冬場も食べるのには向いてないかも。

f:id:inakadss:20220203204253j:image

 

うん、冬場は冬場で面白い。


#昆虫食 #朽ち木 #山の生き物 #アリ #ナメクジ