いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

【天体観測・星空観察ボランティア募集~】

人口が少なく、灯火も少なく、山に囲まれて周りからの光が入ってこない山村の『暗闇』が一つの資源にならないか検討しています。

つきましては、夜の暗さを活かして天体観測・星空観察に適しているかどうかを判断したいので、どなたか天体観測・星空観察好きな方居られたら現場までお越し願えないでしょうか?

現場:和歌山県伊都郡高野町内の集落。
日程:協力していただける方に合わせます(平日も可能)。
車で駅まで送迎します。
宿泊可能です。
夜中でも朝まででも付き合います。

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 #暗闇も地域資源

【桑の実食べ頃ですよー】

自分が食べたいので、2つ桑の木(それぞれ別種)を確保して食べ放題になっています。
とっても美味しい桑の実は、完熟するとどんどん落ちちゃうのでイベント化が難しい(*´・ω・)

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#クワ #桑 #果実 #里山フルーツ #地域資源 #いなか暮らし

【ヤドリギの実が食べごろです】

去年から近所のおばあちゃんおじいちゃん方に、「ヤドリギの実が食べたい」と言って回っていたら、結構な年齢のおばあちゃんが覚えてくれていて「実がなってたよー」と連絡くれて回収に行ってきましたv。

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味はほんのり甘くて美味しいです(イヌマキの実とほぼ同じ味)。

ただ、食べたかったのは緑色の状態の時なので、ちょっと熟しすぎてしまいました。
緑色の状態で数十個集めて噛むと、『天然のガム』になります。
楽しみは来年に取っておこうっと。ワクワクする~(o*´∇`)o

ヤドリギは通称「ヤドリギ」で、木に寄生して育っていて、本当はいくつかの種類があります。この写真のヤドリギの正式名は「マツグミ」で、その名の通り松の木に寄生してグミのような実(3~4mm)を付けます。たかーい所に寄生したりしていることが多いので、実の回収が大変です。
欧米では「飾られたヤドリギの下では、男性が女性にキスをしてもいい」「ヤドリギの下では女性は男性からのキスを拒否しない」と言われているらしい。日本だと訴えられちゃうなー。

#いなか暮らし #ヤドリギ #天然のガム #限界集落で情報収集 #野食 #果実 #昔の子どもの遊び #地域資源 

【廃校大掃除イベントの時間が確定しました】

本日より正式にお手伝いして頂ける方のお申込受付いたします。
皆さま待ってまーす<(_ _)>
 
6/16 和歌山県高野町の廃校の大掃除です。
詳細はリンク先か下部をご覧下さいませ。

 ーーーーーー詳細ーーーーー
現場の筒香(つつが)地区は世界遺産高野山のある和歌山県高野町の山奥の集落で、過疎や高齢化の課題もありますが、住民の方々は元気でまだまだ畑仕事されたりして暮らしています。その筒香地区にある旧筒香小学校(2003年廃校)を新たに活用すべく、大掃除を敢行したいと思いますので、良かったらお手伝いにお越し願えないでしょうか<(_ _)>。

【日時】6/16(土) 10時半~16時ごろ

【内容】現在コミュニティ施設として改修され、部分的に活用されている「旧筒香小学校」の全部を掃除・片付けします。
教室、廊下、屋上、窓、体育館、備品整理、蔵書整理など。

【集合場所】
現地集合。又は送迎可能(ただし、要事前連絡)。
集合場所:よりより広場(旧筒香小学校:和歌山県伊都郡高野町筒香244)。お手数ですが、本当に山奥に在りますので、GoogleMapで事前に調べてからお越し頂いた方が無難です。カーナビには表示されないかもしれません。
※公共交通手段はバスがありますが便数が少なすぎて使えません。
※送迎できるので、電車で来られる方は事前にご相談させて下さい。送迎駅はJR・南海橋本駅で9時ごろピックアップになります。

【定員】10名くらい
【参加費】無料
【準備物】汚れても良い格好、マスク、軍手、お飲み物、お昼ご飯(こちらで小腹を満たすもの程度は提供予定)

【お問合せ・お申込み】
いなか伝承社代表、兼高野町地域おこし協力隊 田中 メールsaikoro3@gmail.com、電話090-7486-1139 ※山奥で繋がらない場合もあり、なるべくメールでお申込み頂けると助かります。

【その他】何か現地で学校や自然を活用してやりたいことがあれば、掃除のお礼に出来る限り実現できるように手配しようと思うので、リクエストあれば数日前までに教えて下さい。
(例)
・泊まりたい?
・屋上で天体観測
・屋上から愛を叫びたい?
・学校備品を活用してコスプレ撮影会可能(廊下や教室内はおもむきのある木造)
・摘み草料理?(昼間は一緒に手伝っているので無理ですが夜ならー。)

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共催:地域おこし協力隊 田中、筒香寄合会、協力:いなか伝承社
 

【暗闇レストラン体験「くらがり茶寮2」修了~】

雨が降る中お越し頂いて、約2時間の暗闇体験(イベント全体では3時間)を堪能して頂きました。

本来は視界が真っ暗になった状態で少し歩いてお店まで行っていただく予定でしたが強い雨のために今回は断念し、それでもお店の外から暗闇の状態で入店して頂いて、着席。

簡単なオリエンテーション後にお食事開始。

 

<本日のメニュー>

1.じゃり豆 ※地元の郷土料理

2.マグロのお造り(あご下肉&脳天肉の食べ比べ) ※全然違います。

3.コシアブラのお浸し ※季節の山菜、天然モノ

4.四種のアヒージョ

5.マグロの目玉周りの小鉢 ※那智勝浦

6.セリとアサリの小鉢 ※季節の山菜、天然モノ

7.各種お肉のグラタン風(マグロのほほ肉・豚肉・牛肉の食べ比べ)

8.サーモンとマグロのソテー

9.春の山菜天ぷら5種(コシアブラ、コゴミ、茶の新芽、竹の子、ヨモギ)  ※季節の山菜、天然モノ

10.2種のマグロの焼き鳥 炭火焼タタキ風(ビンチョウとメバチマグロ

11.梅そば

12.クロモジ茶 ※自作の逸品

 

※マグロは「日本一の生マグロ水揚げ高」を誇る和歌山県那智勝浦町で水揚げされた新鮮なものを使用。

※メニューとして一言でまとめると上記のようにシンプルになりますが、参加者の方に暗闇の中で嗅覚や食感で素材感や意外性を体験してもらえるように料理一つ一つに、イベント専用の一手間を加えて頂いています。

 

以上の12品を提供し、お腹いっぱいにもなっていただきました。

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 主催者側としては視覚を奪われた皆さまの食事が円滑に進むようにガイドを行いますが、

・普段見慣れている食材のさわり心地(後半みんな手づかみになる)に超ビックリされる

・たぶん普段食べられている食材で香りや味の個性が強い物であっても、意外とみんな気づかない

・皆さん「匂いを嗅いてから食べる」パターンが多く、噛みながら匂いについて考えている際に「昔の記憶が蘇ってくる」らしい

・見えないので食べ始めは水・箸・皿・お手ふきの配置が分らず戸惑う参加者の方もおりましたが、最後には慣れてきて、まるで見えているが如く手早く目的のものを手に取れるようになる。

・ごく至近距離で隣同士に座っていて、互いに見えていなくても相手の領域を侵すことが全く無い

といった興味深い現象がありました。

 

また、参加者の感想からは、

・ゆっくり食べて味わうことができて、その時間が大切だと思った

・器に触れる(熱い冷たい)→嗅ぐ→触る→なめてみる→食べる→食感味わう→味を味わう→(口から抜ける)香りを味わう、という一つ一つのプロセス。

・「食べる」ということが普段当たり前すぎて、その価値に気づかなかった。

・食べるコト=生きるコトだと思った

・人は「目で食べている」ことを再認識した

・見えないことで食材を意識しながら食べることができた

・匂いを通じて過去の記憶をたどるのも面白かった

・見た目で食べることを躊躇していた食材もチャレンジすることができた

・目の見えない人が初めてのものを食べる恐怖感も実感できました

・手でつかんで食べることは快感

・手でつかんで食べると美味しい

というコメントを頂き、運営側としては貴重な体験と共に和歌山の食材や日の当たらない食材を知ってもらうことができ、やってよかったなぁと思います。また、「食べることそのものの価値を伝える食育として」「全盲者の気持ち体験」としても実施する価値があると感じました。

今年は、夏バージョン、秋バージョンも実施したいと思うので、興味のある方は声かけしてくださーい。決まったら連絡します。

 

#暗闇レストラン #暗闇 #視覚 #何も見えない #会席料理風 #和歌山産食材 #自然素材 #いなか素材 #闇がスパイス #感覚を研ぎ澄ます #見た目に囚われない空間 #全盲体験  #料理の先入観を払拭 #食育 #和歌山県 #橋本市

【田んぼから、黄金のダシがとれました】

この間田んぼ(ほぼ無農薬)で採ったドジョウと一緒に、マルタニシもドロ吐きさせておりました。
5日間水換えしてきれいな水で飼ったところで、調理。

丸ごと茹でてみたら、輝く「黄金のダシ」がとれました(写真ではボケていますが実際は黄金で透き通っています)。

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そして、そのダシにはあんまり期待していなかったのですが、飲んでみたら超オイシイ!!
はっきりとした旨みが感じられます。

そのダシで味噌だけで味噌汁を作ってみたら、これもオイシイ。

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タニシの残った身ももったいないので、取り出して酢味噌で和えたらこれもオイシイ。

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ドジョウもタニシも、かつては普通に食べられていたし、ドロ吐きの手間はかかるけど、田んぼ料理いい!。これに秋にイナゴの佃煮が加わればご飯がどんどん進むと思う。

#田んぼ #タニシ #出汁 #黄金の出汁 #おいしい #美味 #いなか暮らし

【学術雑誌にチョコット載りました。昆虫発酵調味料イナゴソースが。】

「Characteristics of fermented seasoning sauces using Tenebrio molitor larvae」(ミールワーム幼虫を使った(昆虫)発酵調味料の特性)という韓国の大学教授の論文の作成にちょこっと関わって、文末に掲載して頂きました。
「Innovative Food Science and Emerging Technologies」という学術雑誌です。

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もう昆虫発酵調味料を醸造し始めて6年目になります(興味ある方は下部の写真参照)。遊びでやっているわけではなくて、「昆虫」と「発酵」という地域資源の可能性を探るために資金を持ち出しでコツコツやってきて、実際に対象としていたジャンル「Innovative Food Science」の雑誌に掲載して頂いて、学術的な研究に貢献できて大変嬉しく思います。
 団体の力不足のため、「昆虫発酵調味料」は日本ではほとんどイノベーションを起こせていませんが、デンマークにある世界一のレストラン「noma」でも自家醸造して使っているし(現物を頂いて大阪で試飲会しました)、タイの超有名レストランの料理人も当団体の工房に視察に来られて本国では料理人自ら自家醸造して使っているのを確認したし、韓国でも現在このように実践的に研究されています。虫の好き嫌いに関わらず、どんどん世界は進んでいきます。
 昆虫食文化の無い国でも未来(とビジネス)のために研究されているのに、「昆虫食文化のある日本」でもっと実践的研究が進むことを切に願います。

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 #昆虫食 #昆虫発酵調味料 #イノベーション #学術論文掲載 #世界の動き #イナゴソース