いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

【障害者の人とつながって見える世界が広がった】

社会福祉法人の後援会(保護者会)が主宰する新年会に呼んで頂いて一緒にお餅つきと小正月なのでオリジナル餅花作りを講師役で行ってきました~。

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もともとお世話になっていて、一緒に企画から参加させてもらって、職員・利用者・保護者みなさま43名の方と楽しみました!

3年前までは普段の生活の中で障害者の方と出会うことはほとんどなく、恥ずかしながら「他人事」としての認識でしたが、「普通に接したらいいよ」と教えて頂いて接し方を学び、他にも色々教えて頂いたり一緒に時々作業したりしてどういう作業が得意なのかも学び、作業所で働く障害者の方の工賃(お給料。月に10000円強程度)が非常に少ないことも知りました。制度がどんどん厳しくなり、利用者の保護者が子ども(50歳近い人もいる)の未来を非常に心配していることも知りました。
そして、上前をはねているところもあることを知りました。

現状維持を選んで「こんなことしか出来ない」と下を向いている作業所の方とも出会いましたが、一方、上を向いて「こんなこともできるんじゃないか、あんなこともできるんじゃないか」と模索している作業所の方とも出会いました。
その模索している作業所と出会い、職務を越えて非常に熱心に利用者さんのために考えて動きまわる職員さんと一緒に、微力ではありますが何か高付加価値な商品づくりをして工賃アップにつなげられたらと動いています。

 

#普通って何だろう #できることとできないこと #障害者 #作業所 #外とのつながりを広げる

昆虫もデンデン虫(高級エスカルゴ)も食べるとゆー奇跡のコラボ? イベント募集開始

年に一回仲間内でやっていたクローズドのイベントを一般向け参加OKにしました。皆さま奮って常識はずれをお楽しみ下さいませ。

「海外産の美味しい昆虫&食材用高級でんでんむし」食べるツアー@三重

日時:3/10(日) 
内容: 
フェモラータオオモモブトハムシ(日本での定着が危惧される外来種昆虫)の採集駆除及びその実食(加熱します)+国産高級エスカルゴの衛生的な農場の見学とちょびっと実食(加熱します)。セットプランです。
場所:三重県松阪市
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/249497915945519/

フェイスブック見れない方は下部をご覧下さい)

#外来昆虫 #駆除 #昆虫食 #でんでんむし #カタツムリ #エスカルゴ #見学 #地域資源 #フェモラータオオモモブトハムシ

 

ーーーーーーーーーーーイベント詳細ーーーーーーーーーーーーー

「海外産の美味しい昆虫&食材用高級でんでんむし」食べるツアー@三重

日時:3/10(日) 10:50に集合、夕方終了で現地解散。雨天・積雪時中止
集合場所 : 
Aコープくしだ店(三重県松阪市豊原町1000−1)
和歌山県橋本市から田中カーで3人まで相乗り可能、先着・要連絡。
内容: 
フェモラータオオモモブトハムシ(日本での定着が危惧される外来種昆虫)の採集駆除及びその実食(加熱します)+国産高級エスカルゴの衛生的な農場の見学とちょびっと実食(加熱します)。セットプランです。
費用:
参加費600円(宣伝費に使います)+エスカルゴ農場見学代900円でお一人1500円(+同乗する人はガソリン代)
(和歌山県橋本市から主宰の田中カーで相乗りの場合は途中運転交代もアリで、ガソリン代をワリカン実費ください。一人同乗で1400円、二人同乗で950円、三人同乗で700円追加、片道三時間くらい)
定員: 
20名(最少催行人数4人)
持ち物: 
剪定バサミ(無いと取り出せません!)、長靴か足元を保護できる靴、軍手、汚れてもよい格好、入れるバケツや袋や虫かご(採るのは幼虫です)、お昼ご飯
※過去二回クローズドでイベント化され、当団体いなか伝承社も毎回お手伝いで参加しておりました。今年は主催を当団体にて実施し、初めて一般から広く募集して行います。
お申し込み:
いなか伝承社までメール下さい。inakadss@gmail.comまで 。なお、エスカルゴ農場見学の事前申込のため、締切りは3/7まで。以降のキャンセルは農場見学代分のキャンセル料金を頂きます。
その他:
雨天・積雪時中止のご案内は開催1日前には連絡致します。
保険には入らないので各自準備の上お越し下さい。

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代表の田中はここ3年間はこんなのもしてました。

高野町地域おこし協力隊としての活動データ】

委嘱を受けている高野町地域おこし協力隊としての活動、というか「動き」について町民用に書いて配布・閲覧されている新聞「たなかめ通信」をこれまでの分全て(全22号)アップしました。
※A3両面書いていて、住民のみなさんには白黒ですが、アップデータはフルカラーです。

地域資源の掘り起こし・活用について、住民に聞き込みしたり文献検索したり自然の中を歩き回って探し、それを目に見える形にするプロセスなどを書いたりしていて、読み辛いかもしれませんが他で同じようなことをやっている人はあまり居ないと思うので、地域おこしに携わっている方の何かヒントになれば幸いです。

※新聞に書いてないこともテストで色々やってます。

http://ur0.work/PeHB短縮url

#地域おこし協力隊 #和歌山県 #高野町 #協力隊新聞 #地域資源の掘り起こし #地域資源の可視化 #ヨソモノ目線 #農山村 #限界集落 #過疎地 #新聞作りは素人です

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【いなか伝承社 2019年イベント予定表】

2/18 昆虫発酵調味料イナゴソース改の出展販売@京都市
2/23 昆虫発酵調味料イナゴソース改の試飲試食販売会@東京
3月上中旬 外来昆虫を捕って食べて駆除ツアー@三重県
3月 昆虫発酵調味料イナゴソース改の試飲試食販売会@和歌山、
3月 昆虫発酵調味料イナゴソース改の試飲試食販売会@大阪
3月ごろ  地域おこし協力隊 県またぎ交流会2@和歌山県内? 
4月 地域おこし協力隊活動報告会@和歌山県橋本市 (協力予定)
4/13 野食倶楽部「自然まるごとみんなで採って、味わう 海に特化」@和歌山市
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できればやりたいけれど、まだ未定なもの
・暗闇レストラン「くらがり茶寮」@和歌山県橋本市
・タライ舟でぷかぷか一寸法師
・野食倶楽部「自然まるごとみんなで採って、味わう」(昆虫食も有り)
・廃校ツアー
・日本の薬草で体験プログラム
・無農薬 完熟イチジク狩り 
・その他自然を活用した体験プログラム
 など
※予定は変更する可能性があります。
※自然を活かして、自然に合わせてイベント化するので日程は近づかないと確定しません。

※いなか体験プログラムをコーディネート可能なので、やりたい体験があればリクエスト承ります(有料)。

#ここだけの体験 #日本でただ1つ #和歌山 #地域資源の活用 #農山村が舞台

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【昆虫発酵調味料イナゴソース 仕上げ中~】

さむーいさむーい季節ですが、つめたーい作業頑張ってます。
自団体で醸造している「昆虫発酵調味料イナゴソース」について、3年間の発酵・熟成を経て、現在製品化のための仕上げ作業に入っています。

<材料(多い順)>
イナゴ、麹(醤油麹+米麹or米麹 2種類醸造)、塩
<作り方>
保健所の許可を得た施設内で混ぜながら発酵・熟成させて3年かけて醸造

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<元々の特徴>
・日本で初めての昆虫発酵調味料製品
・日本で初めての液体昆虫食製品

<以前販売したモノからの変更点>
①前回の発酵・熟成期間は10ヶ月。今回は36ヶ月
 ※これにより塩の角が取れまろやかになる
②前回は醤油麹で発酵させたものと米麹で発酵させたものを販売。今回は醤油麹+米麹で発酵させたものと米麹で発酵させたものを販売予定
 ※これにより醤油麹だけのものより甘みが出るようになる
③瓶詰めの際の加熱過程を無くす(一般的な醤油でいうところの「生醤油」のようなもの)。
 ※これにより昆虫発酵調味料本来の味をお楽しみ頂けるようになります。
と、このようにバージョンupさせているのでお楽しみに~。

ただ、ポタリポタリと一滴ずつ自然落下させて濾過作業(しかも4回)しているので、1日かけても20瓶くらいしか作れません。実は超手間ヒマかけた貴重な作品。

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#昆虫発酵調味料 #イナゴソース #イナゴ #昆虫食 #発酵 #熟成 #麹 #醸造 #未利用資源の活用 #地域資源 #和歌山は醤油発祥の地 

価値の見える化 その2。もう一人の「木と会話する職人」さんともツナグ

前回は「ヒノキヒモ」職人さんとクリエイティブな方をつないだ記事を書きましたが、今回は「薄板」という製品の職人さんのお話。
「経木」とも呼ばれている、昔からの食材を包む薄い板です(昔に材料が他に無かったから包むために使われていた訳ではなく、松には抗菌作用があるので生肉を包んでも衛生的に問題ないから使われていました)。
前述のヒノキヒモとセットで昔は使われることも多かったようです。

松の銘木からヤニや黒ずみの無い部分だけを使って、大型のカンナで削り出します。
しゅるしゅると出てきた出来たてのウェットな薄板は大変柔らかく、割れることなくどんな形にも成り、材料が木であることを忘れしまうくらい。そして松の爽やかないい香りが広がります。

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そんな薄板も今では発泡スチロールのトレイやビニール袋などに取って替わられて国内全体でも極わずかな数になり、当地の職人さんも後継者はおらず、少なくとも和歌山では最後の職人さんとなってしまいました。
そこで自然の木から作るので一枚一枚表情の異なる薄板を使って何か仕掛けられないかと探っていたら、お堅い職業だけど頭の中はクリエイティブな方!とつないでみたら、手作業で世界に一つだけのこんな作品を作ってくれました。

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たくさんヒラヒラさせたいなぁ・・・。

※ヒノキヒモも薄板も基本的には卸や既存の販売先に直送されてしまうのですが、色々な挑戦したい人が居られたら「いなか伝承社」までご連絡下さい。こちらから頼んで作って頂き、お分けします。

#薄板 #経木 #包装資材 #職人 #木と会話する #伝統産業 #エコ #手仕事 #和歌山県高野町 #地域資源見える化 

【価値の見える化、してもらいました】

先日、クリエイティブな方々に山奥の集落まで来て頂いて、「ヒノキヒモ」職人さんとつなげました。

ヒノキヒモはその名の通りヒノキをうすーく削って作ったヒモです。
ビニールが出てくるまでは日本中で使われていましたが、時代の流れと共に取って代わられて、今では日本に極わずかな件数(たぶん片手も無い)の職人さんが残るだけとなってしまいました。

その職人さんの作るヒノキヒモはやっぱりスゴいです。
どうスゴいのかは作る前から始まっていて、ヒノキの80年以上の銘木を探し出し、それを地下蔵で乾燥させて、ある程度の水分量になったら、木の目に併せて全て同じ幅で手作業でカンナで挽く。その薄さ最少で0.02mm。機械では無理な職人技。

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でも、それが今消えようとしている(後継者はいません)ので、何とか爪跡だけでも残せないかと思って動いています。
ただの包装資材の1本のヒモではなく、今はもうこの1本1本が職人さんの作る顔の違う作品です。
その価値を分かる方に来て頂いて、工房で現場を見て頂いて、つながって、ヒノキヒモを使った何か新しい価値のものが出来ないだろうか、と思って活動していたら、その価値を伝えられる作品をクリエイティブな方々が作ってくれました(写真はごく一部です、他にも作ってくれています)

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見える化してもらえて、写真をデータでもらって、職人さんにそれを見せて、喜んでもらえて、職人さんのやりがいにつながって・・・コーディネート冥利に尽きます。

※最近も職人さんのところに行ったら、「乾燥させている木が完成したから来月から削り始めるよー」と教えてくれました。「木を見てどこで削るタイミングかどうか決めているの?」と聞いたところ、職人さん曰く「木の声を聞くと分かるんだよー」とのこと。ぜひとも木の声の聞き方、これをデータ化(見える化)して残したいなぁ。

#職人 #ヒノキヒモ #絶滅寸前 #少量生産 #和歌山県高野町 #アート