高野町の伝統産業だった「ひのきひも」。
ヒノキ(木)からカンナで削り出して作られた非常に薄くて(0.02㎜)柔らかくて強いヒモ(道具)の束を、和歌山市の植物造形家の富士原さんにお届け~。
写真2枚目のご夫妻のひのきひもは全ての工程が完全手仕事で、その技術も産物も消滅寸前にもかかわらず、地元和歌山県内でもほとんど知られていないのでまずは和歌山の方にも是非良さを知ってもらえたらなぁと思います。
ちなみに今回お届けした「ひのきひも」は特別オーダーで、幅・長さ・ひもの張り具合などを個別に対応してもらっています(色々なオーダーに対応できる代わりに、オーダーに合った材料の銘木を探すところからされるので時間がかかるときもあります)
一本ではヒモの要素が強いですが、複数使えば色々な作品が作れるモノです。
クリエイターの方、良かったら作品をご検討くださいm(__)m。
※ひのきひもは日常使いする生活の道具であり、しかも一般的にはメインで使われるものではありませんが、職人さんと話をして現場を見させていただいて、一つ一つが技の発揮された作品だと感じました。