いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【本年初のイベント。海のいきものを食べてみよう~】

 

前回までは内陸で野草、淡水魚、淡水貝、昆虫を採って食べる内容でしたが、今回は初めて海に出掛けます。
海の生き物でその日採れるものをとって共同調理して食べて感じて学んでみる企画です。
その日採れるモノ、で考えているので、当日まで何が集まるのかは全く分かりません。それがまたドキドキ! 

好奇心旺盛な方、自然を丸ごと頂くことに興味のある方、食材のディープな世界へ踏み出したい方、などご参加お待ちしておりますm(__)m

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 ↓、フェイスブックイベントページ

野食倶楽部第8回 ―そうだ、何でも食べよう。海のいきもの編―

 

<イベント詳細は以下>

「野食倶楽部第8回 ―そうだ、何でも食べよう。海のいきもの編―」

当企画はいなかにいる身近な生き物を自ら採って、楽しみながら自ら調理して食べてもらいます。 その時期限定のもので、一般のスーパーには並ばない生き物が対象(昆虫含む)。

今回のテーマは、価値が低く見られている海の雑魚・海藻・貝類などを食べてみるコト。

【日時】4/16(日) 13時~
当イベントの集合時刻は13時ですが、それまでに、参加者それぞれで近隣で何らかの方法で何らかの魚介類(魚、貝、海藻、その他食べてみたいものなど)を採って持って集合して頂く必要があります。
終了予定は夕方くらい?を予定しております。が、夜9時まで借りる予定なのでダラダラして頂いたり、普段ご自身の家庭の台所ではできない料理を持ち込みでして頂いても大丈夫です。

【内容】
今回は現場(海)近くでの調理室が借りられなかったので、みんなで採る作業はありません。
何らかの生き物を採った状態でお越しくださいm(__)m。なので当日まで食材は主催者にも不明です。
集合後、調理室で適当に調理→みんなで実食。
足らない食材は近所のスーパーに買い出し。

★調理の際、主催者的にやってみたいこと
(そんなに凝った調理はしなくて大丈夫です、挑戦を楽しむ会なので)。
1.魚肉をミンサーでミンチにしてチクワ風にして焼いてみる。
            ハンバーグにしてみる。
2.スーパーで見たことない魚介類の「闇鍋」
など

【集合場所】和歌山市中央コミュニティセンター調理室(和歌山市三沢町1丁目2番地)に13:00。
ちなみに、代表の田中は午前中にマリーナシティ北側で何らかの生き物を探している予定(個人的に釣りの能力はないのでそれ以外で採る予定で、誰か魚を捕ってくれると助かります。)


【定員】10名程度
参加費:500円(保険料、調理施設使用料含む)+買い出しした場合は割り勘
※調味料などは運営側で用意します。

【お問合せ・お申込み】
直接メール( inakadss@gmail.com)にてご連絡ください。

【各自の持ち物】汚れても良い格好。持込み食材。あれば使い慣れた包丁、調理室でやりたいコトに必要な道具、飲み物

【その他】天候不順等による中止の場合は2日前までに連絡致します。

【お願い】保険手続きは行いますが、中身が中身なので、参加は自己責任でお願いします。
アレルギーのある方は事前にご連絡下さい

  

#何でも食べる #採って食べる #今回は海 #海のいきもの全般 #自然を丸ごと頂く #和歌山市 #当たりもあればハズレもある

【紀伊神谷駅 駅ノートその後】


2016年9月に、1日平均乗降人数の少なさで関西私鉄で1番の「秘境駅」である、南海電鉄高野線紀伊神谷駅」に駅ノートを設置してきました。

 

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その後は何名かの旅人の方が文章でのメッセージを遺して下さっていましたが、なんと素敵なイラストも遺して下さった旅人もおられたようです。

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地元地域の方もイラストは想定外のことで喜ばれていました。


駅ノート」はイベントチラシの下に隠れていることもあり、目につきづらいかもしれませんが、良かったら想い出を残していってもらえたら有難いですm(__)m。


ちょうどこの写真を撮影しに紀伊神谷駅に寄った際にも、東京の多摩からはるばる秘境駅巡りをしているグループの方が来られており、この駅の持つ力を感じました。
なので今年は、紀伊神谷駅と神谷集落をつなぐ仕掛けを検討中しております。


#秘境駅 #紀伊神谷 #駅ノート #待ってます #和歌山県高野町

【韓国から昆虫食の視察にお越し頂きました】

当団体にて2013年から自家醸造・販売している「昆虫発酵調味料イナゴソース」について、韓国の発酵学の教授が視察にお越し下さいました。
※イナゴソースとは、イナゴを麹で発酵させて手間暇かけてつくっている調味料です。
ひそやかに販売中↓↓↓
大学の学科改編により発酵学科を設置して、そこで今年から昆虫発酵食品の研究を実践的に行うそうです。
話を伺うと、既に養殖技術のアテもあるそうで、後は発酵の技術が確立できれば大量生産できそうな感じ。
日本の大学はまだまだ食用昆虫の養殖の研究ばかりで加工食品の味や機能性成分をメインで研究している大学の話はまだ聞かず、韓国のスピードの速さ、実践的な行動が羨ましい限りです。
さらに、教授はご夫婦で発酵の研究やビジネスをされているようで、それもまた凄いなぁと感じました。f:id:inakadss:20170310185646j:plain
 
といっても、やはり韓国内でも虫を食べる方は少なく、このままでは需要は見込めないので課題は色々とあるそうです。
 
今回は、イナゴソース醸造のキッカケ、想い、工房見学、試飲、醸造方法や醸造課題などをお話させて頂き、せっかく遠くから来て頂いたのでストックしてあった比較用の他の昆虫発酵調味料(写真3枚目)もお土産にお渡しして帰路につかれました。

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これまで海外の方は、韓国2組、ベトナム、タイの方の視察を受け入れてきましたがどの方も熱心で素敵な方ばかりでした。
「昆虫食文化」は戦前までは日本各地にあった文化なので、もっと日本の研究者にも頑張って頂きたい・・・。
 
ちなみに、販売しているものは1年熟成物、そして現在熟成中のイナゴソースは2年熟成中で今回の視察に合わせて熟成具合を見てみると、濾過前で雑味が多い予定でしたが味は美味しく「umami」がありましたv。
 
#地域資源活用の視点での昆虫食です  #昆虫食イベントもやってます #昆虫発酵調味料 #イナゴソース

【手作り柿酢、完成。1次濾過終了】

去年の11月に捨てられちゃう柿をもらってきてから醸造を始めて4か月。

粗く濾過→フィルター濾過、完了。

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よりフルーティーなお酢になりました。
ただし、フィルター濾過してもまだまだ濁りはあるようで、かなり濁りの分子が細かいことが判明。
2,3週間静置してから上澄みだけ取り出したら雑味が減るとは思うけれど、自家消費レベルで考えているので、そこまでやるかは未定。

15Lのタル2つから、柿100%で水も使わずに10Lの柿酢が採れました。
ちょっと作りすぎたかも。

簡単に作れるので、みなさん良かったらお試しくださいm(__)m。

 

#柿酢 #手作り #発酵食品 #柿のみのお酢 #まろやか 

【手作り柿酢ができました。ただいま濾過中】

 

去年の11月に捨てられちゃう柿をもらってきてから醸造を始めて4か月。
お酢の匂いになってきたし、そろそろ良いかなーと思って仕上げの作業に入りました。

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基本的には濾過して液体だけを取り出して加熱殺菌(悪い菌がいるわけではなく瓶詰できるように瓶内発酵防止の為です)するだけです。

が、粗く柿酢汁を絞り出してから濾過作業を始めたのですが、全然濾過が進まない・・・。なんだろう、粒子がかなり細かいのだろうか。濾過終わるのにフルで5日くらいかかりそう。2日で終わらせようと思っていたのにΣ(||゚Д゚||)ガーン

ちなみに、写真に見える白い塊はお酢を作り出す酢酸菌が一緒に作り出したセルロース(多糖類)の塊です。無害です。
それどころか、海外では似たようなナタ菌使ってココナッツからナタデココを作っていたりするので、食べられます。
柿酢セルロースも食べてみたら、ナタデココのような食感でした。
水洗いしてシロップに漬けて食べてます。作った人しか味わえない珍味v

 

#柿酢 #手作り #柿のみのお酢 #まろやか #白いのも食べられる

【いなかの地域づくりの人材育成プログラムを、「まち・ひと・未来総合研究所」様と組んでこれから実施します@大阪】

 

田舎は基本的に人が減っていく一方です。
そして、地域活性化に積極的に行動してくれる“人材”はもっともっと足りていません。

特に過疎地と呼ばれているところは、地元に若者がほとんどいない場合が多いので必然的に外部の人材を巻き込む以外に術は無く、住んでいる地元地区・地元市町村で待っていても人材は来ないし育たないので、「まち・ひと・未来総合研究所」様と組んで地域づくりに関する人材育成プログラムを実施していくことにしました。

その導入として、3/11に大阪で「いなか」ってこんなところ、こんな可能性のあるところというお話をする予定です。(深くツッコまれたらそれにも対応します)

地域活性化フォーラム2017

・田舎ってどんなとこ?
・田舎で暮らしたい
・移住するまでは考えていないけれど、田舎に関わりたい
・自分のスキルを活かして田舎で何か仕掛けたい
などなど

好奇心旺盛な方、お待ちしておりますm(__)m。

 

 

-----------以下、イベント詳細―-------------------

地方にはいろいろな課題が山積しており、その中でも少子高齢化
による労働人口の減少と産業の衰退が叫ばれています。
地方に暮らす人々の未来は若者が支えなければなりません。
「仕事がない」「給与が都会に比べて低賃金」「いい生活がしたい」
などの理由で高校卒業後に地方を離れ、そのまま都会で就職する
ケースが多く、地方から若者が少なくなってきているのが現状です。
一方で、これまでの田舎暮らしブームは定年後のゆったりした生活
を求めての移住が主流でしたが、ここ数年の移住ムーブメントは、
単身者や子育て世代などの「若者」にシフトしつつあります。

そこで、“まち・ひと・未来総合研究所”は若者が地方に移住して
活躍する仕掛けづくりをしていきます。
“仕事×住まい×生活”をキーワードに多面的な支援が必要です!
そんな活動や地方に興味がある方へのフォーラムを開催します。

  ・地域に根差して頑張りたい
  ・関西に住みながら関わりたい
  ・週末だけ活動したい
  ・パラレルキャリアとして頑張りたい
  ・活動するかどうか検討したい
  ・田舎に移住を検討したい

など、地方に興味がある方、年齢・性別不問のフォーラムです。

今回は「田舎の現状(いろんな田舎)」「田舎暮らしのメリット・デメリット」「移住者の事例紹介」「ビジネスとしての地域活性」について、いなか伝承社の田中 寛人さんをゲストスピーカーに迎えてセミナーを開催します。
是非お気軽にご参加ください!

【日時】3月11日(土)13:00~15:00
【場所】大阪市北区中津1丁目15-20レバンガ中津ビル301 
    デザインエッグスオフィス内セミナールーム
【問い合わせ先】 090-5655-3665 堀
【会費】¥2,000
【特典】
   ①個別相談無料(後日でもOK)
   ②地域活性化養成塾初回無料

 

【新商品、“食べるおまじない?米” 発売開始しました】

当団体の商品としては4年前から準備してやっと陽の目を浴びさせることが出来た第5弾の開発商品、「恋の予感」です。

(ちなみに、
第1弾 昆虫発酵調味料イナゴソース   →販売中
第2弾 昆虫発酵調味料10種セット    →売り切れ
第3弾 熟成生栗の多品種食べ比べセット →季節商品
第4弾 食べる「虫入りコハク」     →季節商品 )

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中身はこだわりのお米になります。
たぶん日本中のまだ多くの人が食べたことのないお米の新品種「恋の予感」を、農薬無散布で専業農家さんに栽培して頂いて、完全天日干しで乾かして、常時はモミ付きで温度・湿度一定の土蔵で保存、出荷時に初めて精米する、という色んなコダワリで手間暇かけてもらって作っています。

そして、そこまで手間暇かけて作ったお米を美味しく食べてもらった上で、せっかくの可愛い品種名にあやかって買って頂いた方に「良い出会い」があるように、収穫したお米を霊験ある恋愛成就の神社でお祓い・御祈祷して頂き、お守りにして数量限定にはなりますが買って頂いた方にお渡しします。
良い出会いがありますように・・・。

 

※農家さんちの猫が可愛いのでお米袋のモデルになって頂きました~。

※一般的な販売は自団体ではまだまだマンパワー不足でできないので、和歌山のこだわり産品をネット販売している「彩り屋」さんにお願いして売って頂いています。当団体につながりのある方には出かけた際やイベント時などにお売りすることも可能です~。

販売先↓
http://item.rakuten.co.jp/irodoriya/koinoyokan_1000s/

#新商品 #恋の予感 #お米 #3分づき #農薬無散布 #もみ貯蔵 #蔵熟成 #恋愛成就