和歌山市から車で1時間とかからずに行けるところ、岸和田市。人口20万人。
「岸和田ってそこそこ大きな街やし、田舎を舞台に地域活性化しようとしている自分にはあんまり関係ないや」、と最近まで思っていましたが、別件で南大阪を盛り上げようとされている方々と出会って、どんなところか興味を持ったので、「南大阪FESTA」というイベントに合わせて見に行ってきました。
都市型のライフスタイルだし、「勉強するようなところが無い」と思っていたのは大きな間違いでした。岸和田は駅前をちょっと歩いただけで、古い建物がたーーーくさん残されていて、そのまま活用されているor昔のまま残されている、とても素敵な場所でした。
そんな中でも和歌山に応用できそうなものとして、
・岸和田は山に囲まれてはいないけれど、実は緑がたくあんある! しかも植えられている樹種が豊富で多様性に富んでいる!(写真1枚目、2枚目)
和歌山市の場合は、山は近いけれど、生活圏にはあまり公園が無い。そして、公園があっても植えられている数も少ないし、樹種もかなり少ないし、街路樹に至っては単一種で何メートルも続いていたりする。
見た目多様性が無くて面白くないし、普段から気付かないうちに和歌山よりも岸和田の子供達の方がたくさんの緑に触れている気がする・・・。和歌山の方が田舎なのに、本当に通学路に緑少ないと思うし。
・景観を大事にしている。
とても古い街並みが多く、キレイに残されていて、建造物の統一的な景観が成されていて素敵。さらに建物だけではなくて、駐車場にも注意が払われていて、立体駐車場の1階部分の外壁が、なんと木の枠で全面覆われていて、街並みと違和感が無いように作られている!(写真3枚目) ここまでこだわってスゴい!
和歌山のすぐそばにあるけど、勉強になるなー。
ちなみに4枚目の美味しそうな巨大パエリヤは、イベントでの料理です。岸和田の街並みを学ぶことの方が面白くて、時間をかけてしまってゆっくり見れなかった(><