2年間かけてやっと自由に使える川のフィールドを発掘しました!
川の文化を伝える、特に私がやりたいのは川漁の文化を伝えることなので、「魚を捕る」となるとどうしても漁業権の問題が発生し、漁業権が関係ない川を県北部で探し続けていましたが、やっと自由に使える場所をみつけました(写真)。
<フィールド条件>
・漁業権がかけられていない
・川幅が狭い
・水が澄んでいる
・目視で魚が確認できる
・底がコンクリートでは無く、両岸も完全にコンクリートで覆われていない
・川底が小石の砂利でできている
・川に降りられる箇所が複数ある
簡単に見えて、この条件が全然揃わないのです。
そして、フィールドを探しつつ、川漁の師匠になってもらえる方を探していたら、素敵なおっちゃんに出会いました。
「釣りキチ三平 和歌山編」にも登場した、他の県ではあまり見られない漁法「小鷹網」をスルリスルリを使いこなす、熟練した技を持つオッチャンで、「投げられるようになりたいです」と言ったら
「ワシは教えん、やるのを見て盗め」
と言われました。渋い!
小鷹網の習得にはまだまだ遠いかな・・・。
※小鷹網:投網(なげあみ)の一種。一般的な投網は投げると丸く広がって目標物を上から抑え込む形になるけれど、この小鷹網は、一枚の横長の板状の網を投げて、目標の鮎を丸く(「C」のような形)囲い込んで網に絡ませるとゆー、非常に高度な技術が必要な漁法です。
川魚を仕掛けや網で捕まえたい大人がみんなで学びながら遊べたらいいなーと思っているので、市場価値を認められているアユやウナギ以外の川魚を採りたい人はご連絡ください。