代表の田中が住んでいる地区は山村にあるので、中学生は2人だけです。
その2人が通う中学校の授業で、先生の用事により人手が足らないとのことで、にぎやかし(過疎地の小規模学校の行事には地域の方が参加することが多い)も兼ねて急遽お手伝いに行ってきました。
その授業は、豆からの「豆腐づくり」。
前日に浸水させていおいた豆を細かくするところから始まり、煮て、絞って、ニガリで固めて、最後は試食させていただきました。
たんぱく質の凝固の話があったり、高野豆腐の由来になった高野町に住んでいるので豆腐を応用した高野豆腐の作り方の話しもあったりと学校の授業としての部分も見せて頂きながら、生徒や先生方と和気藹々と作業し、普通のお豆腐と黒豆豆腐が完成!
作りたてを頂きましたv。
そのうち作りたいなーと思いながらもまだ一度も豆腐をイチから作ったことがなかったので、私も勉強になりました。
生徒はたった2人しかいませんが、その分先生方はゆとりを持って生徒に接することができるし、先生方の能力も存分に発揮されます。
そして、生徒は街の学校と比べて出来ないこともあるけれど、ここだけでしか学べないこともたくさん学べるし、大人と一対一で向かい合って学校生活を送れます。
テレビや新聞で、マチナカの学校の先生が肉体的にも精神的にも疲弊してしまったニュースを見るたびに、過疎地の小規模校に来れば子どもにとっても良い学校環境・自然環境なのになぁと考えます。うまくいく仕組みが何かないかなぁ。