いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【お金の支援下さい!。 自然と文化を残しながらの持続的開発、創造的地域おこしに繋げます@石川県】

 

昨年から石川県白山市にある白峰地区に関わらせて頂いており、
地元の金沢工業大学が進める「白峰ボーディングスクール」の講師として動いています。

金沢工業大学とは?
初めは全然聞いたことも無く、県外の国公立大に落ちた地元高校生の受け皿の私立大学かな?と勝手にイメージしていましたが、全然違う!
朝日新聞出版「[AERAムック]大学ランキング2021年版」で学長からの評価「教育面で注目」全国1位(4年連続)、「研究面で注目」全国10位、高校からの評価「総合評価」全国6位になるなど、各方面で高い評価を受けています。
要するに日本中の有名大学を差し置いて、日本中の大学学長が理想とする「教育環境」や「研究環境」を実践しているスゴい大学が石川県にありました。
大学の目標を見ても、
『「自ら考え行動する技術者の育成」が教育目標です。
金沢工業大学は、「チームであいまいな問題に取り組み、解決すべき課題を明確にして、制約条件のもとで解決策を創出し、実施する」教育プログラムをカリキュラム全体で実施しています。
一人ひとりの学生が世界水準の教育を実践することで、「イノベーション力」を身につけたグローバル人材を目指します。』
とHP に書いている通りに、実践型教育で運営されていました。

そんなゴリゴリの「工業」系の大学に、「生物」「食べ物」「民俗」「地域おこし」が専門のいなか伝承社 田中が関わっています。
普通は交わることの無い関係性です。

実はいま、金沢工業大学は、
人口700名程度の山村である白山市白峰地域全体を、地域の若者を巻き込んで教育先端都市「白峰ボーディングスクール」(一言でいうと、「地域まるごと学校化」)へとトランスフォームさせようとしています。

課題山積みの過疎化の進む山村ではなく、田舎が都市を引っ張り上げ、日本の発展に寄与する山村のあり方を、ここ白峰から示していきたいと考えています。

経済に偏った価値観に陥らず、豊かな自然環境と地域の暖かいコミュニティをリソースに、Art、Science、Engineering、Designといった分野を融合した学びの場を、子どもから大人まで、幅広い人材に提供してまいります。霊峰白山の歴史的な文化や様々な教育事業に取り組んできた背景を踏まえ、「教育(学び)」をテーマに、経済発展都市と山村地域の新たな関係性を構築します。

IT・IoTの専門家
バイオの専門家
建築の専門家
電機の専門家
建築の専門家
インフラの専門家
イノベーション支援の専門家
シェアリングエコノミーの実践者
表現の専門家
エコツーリズムの実践者
他専門家が増えていく予定
白峰地域の皆さま

+私たなか(地域資源の掘り起こし、教育的プランニング、実践、住民と外を繋ぐ)

様々な専門家(変態/変人)の方々が集まって、大学・企業の横断的な専門性を活かし、有機的に繋がる複数領域を同時に開拓し、これまでに無い取り組みをやろうと動いています。

私たなかはその一部を担わせて頂いていますが、豊かな文化や自然の残る現地を見て、この話を伺って、普段関わらないような領域の方々ともつながり、今はとても面白そうでワクワクしています。
この石川県で今後経験させて頂くことは私の大きな学びとなり、ふるさとの和歌山県始め他の日本中の田舎にも水平展開できるスキームとなり、持続的な農山魚村のコミュニティ作りに役に立てると思います。

なので是非ご支援お願い致します。

目下は、
空き家等の活用を含めたインフラ面の整備です。これら古民家リノベーションなどにかかる経費や、オープンに先行してこの秋から走り出す各プログラムの段階的な運用の準備にかかる経費をご支援頂きたく、クラウドファンディングプロジェクトが立ち上がりました。

https://camp-fire.jp/projects/view/301207

どうぞ宜しくお願い致します