この週末、台風接近の中で直前まで毎日コロコロ予報の変わる当てにならない天気予報とにらめっこしながら、ヒヤヒヤしながら開催を決めて実施しましたが、お天気も参加者も無事で修了することができました。良かった良かった。
今回の参加者は大阪から来てくれたお嬢さん方2名。
ミョウガ収穫体験ではヤブのような密集したミョウガ畑で大人でもかがんで地面近くのミョウガを収穫していると、もうどこに誰がいるか分からず・・・。ついでにミョウガを採った時しか食べられないミョウガの花も収穫して夕御飯へ。
作業後は戻ってきてお昼御飯食べてから、地元の方から初めての川釣りとゴリ採り体験。川の石をひっくり返したところに居るカワムシを採るところから体験。
釣り人なら普通ですが、一般的には女性だったら「イヤだー」と言う場面でしたが、言われた通りにカワムシ採りから実践してくれて「できる」方々でした! 普段から釣り人なんていないような川なので、割と入れ食い状態で短時間の遊びでしたがちゃんとお魚ゲット!。
その後はご近所の畑に必要な野菜(無農薬)を収穫させてもらいに行って、地域のお母さん方と一緒に夕ご飯作り。
今回は今がお盆の時期(こちらでは一般的な15日ではなく、8/7にお盆行事を行う)なので、地元でお盆の時期だけ作られているローカル精進料理がテーマ。(+おまけの川魚料理)
当地で通称「御膳」と呼ばれているお盆の料理
1.ご飯椀(ミョウガご飯)
2.汁椀(「七色汁」)
3.煮物椀(「かし椀」)
4.和え物椀(蕎麦の葉を使った和え物、手作りコンニャクの白和え)
5.煮物椀(ゼンマイと揚げの炊いたん)
ーーーーー本来の御膳はここまでーーーーー
6.ミョウガの花の甘酢漬け
7.ご当地ミョウガ味噌
8.ミョウガの甘酢(リンゴ酢)
10.創作ミョウガ葉青汁
11.ミョウガとフルーツのシロップ煮(杏仁豆腐入り)
12.ズッキーニの炒め物
13.炭焼き川魚
14.ゴリの佃煮
15.田中コレクションの薬用酒いろいろ(お酒好きと聞いたので)
をみんなで作って、みんなで頂きました。
野菜ばかりだったけれど、とっても豪華で美味しい食卓でした。家庭料理も含めて、行事ごとのお供え料理の文化がまだまだ田舎の山の中の地域には残っています。参加者の方には今回はそんな文化を地域の方から直接体験してもらえたし、地元のお母さん方にとっても参加者の方と交流しながら初チャレンジした料理があったりして、良い刺激になったのではないかと勝手に思っていますv
その後色々お話して、翌日は地域にある不動明王やお地蔵様の祠(ほこら)をお掃除して頂き、お昼前に一応修了。
その後、温泉、山の上の集落おさんぽ、山の中のパン屋さん紹介して駅までお見送りしました。
一泊二日のイベントなので参加者の方は日程的に大変だと思うのですが、その分地域で色々見て頂いたり、ゆっくりとお話を伺うことができるので、主催者側としてはイベント化してみて良かったと感じています。
次は当地では秋冬のイベント(しめ縄作りとコンニャク作り?)を企画する予定なので良かったら遊びにおこしください<(_ _)>