いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

【最近頂いた珍しいモノ】

 

・干される前の串柿。まだプリプリしてます。
・一度消滅しかけた伝統ゴボウ「はたごんぼ」
・all手作りの秋が盛りだくさんのお弁当

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頂きました。
珍しいモノをありがとうございます。

あ、なかなかゴボウの茎を食べることは無いと思いますが、はたごんぼの茎も調理してみたら美味しかったです。

変なもの、捨てちゃうもの、あまっちゃったものetc、頂きにあがりますm(__)m。

【柿の葉寿司つくりワークショップ、修了しました~@橋本市】

 

2か月前に出逢った料理人の師匠と企画して、柿の葉の紅葉がキレイなこの時期に、和歌山と奈良の郷土料理の「柿の葉寿司」ワークショップを企画。

ちびっこにも参加してもらって、柿の葉を洗って準備するところから行い、〆鯖の処理、スライス、握り、巻き、箱詰めを行い、ただ柿の葉寿司は翌日の方が味がなじんで美味しいので当日は師匠の握ったお寿司(本当は時間があったら柿の葉寿司に巻く予定だったもの((・・;))を試食し、作った方はお持ち帰りして頂きました。

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運営側も読めなかったコトもあったりしてドタバタでしたが、なんとか完成!
もうちょっと時間があれば師匠のワザをご紹介できたのですが、今回はハラン細工の披露くらいでちょっと申し訳ない・・・。
またの機会をお待ちくださいm(__)m

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和歌山の文化発信、人と人・人と地域がつながる機会になれたかなぁ、と思います。

ついでに、帰りにもうひと仕事して別団体と連携し、人と猫(捨て猫)もつないで、猫ちゃんを大阪にお持ち帰りして頂きました。

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一般的には見えづらいですが、地域、人、昆虫、猫、モノ・技術、自然・・・色々ジャンルを超えて有機的につないでいます。
他にはない面白い和歌山になりますように。

【食べる「虫入りコハク」限定販売開始しました~】

虫と夢を閉じ込めた和菓子として、企画作品04:「虫入りコハク」を本日より販売開始します。

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当団体「いなか伝承社」代表の田中は小さい頃から恐竜が大好きで、将来は古生物学者を目指した時期もありました。

近所で恐竜展があれば毎回連れて行ってもらい、1993年に映画「ジュラシックパーク」が公開された時には怖いながらもドキドキしながら楽しんで「大昔の琥珀に閉じ込められた虫からDNAを取り出して、恐竜を現代に復活させられるなんて!」と非常に子供心ながらも印象深く、当時小学生でしたが分厚い原作本も買ってもらって何度も読み返して創造の世界で楽しんでいました。

 

その後、大人になってから様々なご縁で昆虫食の世界にも関わることになり、当団体が2013年から取り組んでいる「昆虫発酵調味料」の研究・醸造には未利用地域資源・低利用地域資源の活用という目的と共に、その先には醸造した昆虫エキスを使って「実際に虫を閉じ込めた食べられるコハク」が作りたいという想いがずっとあり、今回限定数ではありますが夢を具現化させることができ、共感していただける欲しい方が居られたらお届けすることにしました(きちんと菓子製造業の許可を取って作っており、試作を重ね、作品自体も一つ作るのに7日間かけて作る非常に手間のかかるものになっています)。

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原材料:砂糖、昆虫発酵調味料イナゴソース、寒天、クリシギゾウムシ

 ※虫は天然のもので、栗しか食べていない幼虫です。1匹ずつ採集するところからやっています。

内容量:5個入り

価格:1200円(税込・送料別)

販売数:限定30箱

お問合せ・お申込み:団体ページからのメールか、直接のメールinakadss@gmail.com にてご連絡下さいm(__)m。

 

購入について:

<お支払方法>

  • 銀行振込み

・大変申し訳ありませんが、お振込手数料はお客様負担でお願い致します。

・小さな団体のため、ご入金確認や発送まで時間がかかる場合があります。ご入金確認後、順次商品を発送致します。

  • 代金引換

・代金引換の際は、配送業者への手数料(400円)が別途発生いたします。

・お支払総額は、(商品代金合計)+送料+代引き手数料(400円)となります。

・商品受け取り時に配達員に直接商品代金をお支払いください。

お支払いは現金でお願いいたします。(クレジットカードはご利用いただけません)

<送料>

北海道・沖縄 1290円、東北 970円、関東・信越・九州 840円、関西・東海・北陸・中国・四国 740円の予定。

※たぶん昆虫発酵調味料イナゴソースを同梱しても金額は変わらないので、良かったらご検討下さい。イナゴソース詳細⇒ https://goo.gl/o6WlvF

 

#昆虫食 #スイーツ #和菓子 #虫入り #琥珀 #コハク #昆虫発酵調味料 #イナゴソース

【ヌートリアの皮、頂きました】

京都の応援していただいている方から、ヌートリアの塩漬け生皮を30枚ほど頂きました。

最近なめしていなくてやり方を忘れつつあったので、古民家生活が落ち着いたら皮をなめして革にしようと思います。

【今年も熟成栗の多品種食べ比べセット発送完了しました】

 

 

当団体企画の商品「熟成栗の食べ比べセット」、遅くなりましたが本日無事に発送致しました。

日本で唯一、世界でも一つのここにしか無い商品「和栗の熟成栗を多品種まとめて食べ比べられるセット」です。f:id:inakadss:20161108015559j:plain

去年は8品種でしたが、今年は農家さんが頑張ってくれてなんと11種類の栗を入れることができました(値段だけ見ると高そうですが、実は仕分けや選別がこんなにあると非常に面倒くさいです。手間暇かかってます。)

11種類内訳:森早生、丹沢、国見、ぽろたん、伊吹、筑波、有馬、銀寄、利平、石鎚、柴栗f:id:inakadss:20161108015610j:plain

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買って頂いた方、お楽しみに~。

 

※こんなに多品種作っていてもその多様性は活用されていないので、品種ごとの味の違いをスイーツに表現できる力を持ったパティシエさん知ってたらご紹介ください。モッタイナイ!

 

#  #和栗 #熟成栗 #食べ比べ #多品種 #日本で唯一

【外国人の友人が居られる方へご相談】

代表の田中が地域づくりで関わっている「高野町筒香地区」が12/4にお正月に向け「しめ縄作り」体験のイベントを実施します。

広く一般から参加者を募集しています(こちらでも受付けます)。

 

毎年やっているようなのですが、今年はちょっと違います。
何と、地域の方から「外国人にも来てもらいたいな、見てもらいたいな」という声があがりました。
筒香地区は高野町に属しますが、高野山への参詣道が通っている訳では無く、観光客・旅行客はほぼ通らない場所にあります。知られていません。
とても山間部にあります(写真ご覧ください。)
人口は80人ちょっとです。
過疎地です。
限界集落です。
でも、そんな集落にも関わらず、「よそから人に来てほしい」「外国人にも見てもらいたい」と言われました。
ココはまだあきらめていません。


なので、外国人の友人が居られる方にお願いします。
良かったら、外国人の友人と一緒に筒香地区に遊びに来てください。
観光客向けのおもてなしはできません。
ただ、山の暮らしがそこにはあります。

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ーーーイベント詳細「しめ縄作ろう会」ーーー

12/4(日)13:30-15:30
しめ縄作りと、(晴れてたら落ち葉で)焚き火して焼き芋体験。
参加費 お一人500円(ただし、親子参加は一家族で500円)
誰でもいなか好きな人歓迎。
外国人連れも大歓迎(現地では私も含めて外国語はしゃべれません)。

定員20名
場所:和歌山県高野町中筒香245(旧筒香小学校)
 ※とても山の中です。公共交通手段はほぼありません。車がベストです。が、「行きたい」旨を伝えて頂ければトータルの人数によっては何とかできるかもしれません

※ついでに、現在いじっている最中のいなか伝承社の新事務所(というか古民家)もリクエストがあればご案内します。こちらもおもてなしできるかどうかは分かりませんが。

【鳥取から第一人者をお招きして、森のようちえんの勉強会やります12/10】

これまで和歌山県北部を中心にして、未就学児を対象にしたイベント型の「森のようちえん」を40回以上開催しました。

これにより和歌山県内各地で森のようちえんの認知度が高まり、各所で立ち上げる方々も増え、今年は和歌山県にとっての「森のようちえん元年」とも言えると思います。
そこで、森のようちえんをもっと理解していただくための通過点として、森のようちえん第一人者の鳥取県の「森のようちえん まるたんぼう」西村氏をお招きして講演会を行います。

当日は移住促進の話とも絡めたお話をして頂く予定ですので、子育て中・子育て支援の方だけでなく、地域づくり担当者や移住支援機関の方も是非お越しください。
そばにある自然を活かし、資源を活かし、森林率77%の和歌山の未来につながる実践的な取り組みをやっていきませんか?

FBイベントページ:

「森のようちえん」の始め方・活かし方 講演会

 

※イベント詳細はかなり長いので後半に記載しております。

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#森のようちえん #講演会 #かつらぎ町 #まるたんぼう #西村早栄子 #和歌山 #自然を活かす #未就学児 #子育て支援 #移住促進 #地域づくり

 

「森のようちえん」の始め方・活かし方 講演会  詳細

全国的に広がりを見せつつある森のようちえんですが、残念ながら和歌山県内には毎日・預かり型の森のようちえんはおそらくまだ存在していません。一方、イベント型あるいは自主保育形式の森のようちえんは県内各地で産声を上げ、活動を本格化させようとしている状況にあります。
この機運に、先進地である鳥取県智頭町の森のようちえん「まるたんぼう」の西村氏を講師としてお招きし、県内の子育て・森のようちえん・行政関係者等の方々が子育て支援・移住施策も含めた様々な角度から森のようちえんの仕掛け方を学び、県内の自然環境を活かした子どもたちの生きる力を育む場を作り、幼稚園・保育所と並ぶ選択肢の一つとして和歌山に本格的な森のようちえんが広がることを願って本会を企画致しました。

※森のようちえんとは
北欧で始まったとされる乳幼児対象の野外保育活動の総称。自然体験を軸に大人はできるだけ「見守り」に徹する保育を行います。「森の」と付きますが、自然全てが活動フィールドです。

【講師】NPO法人智頭町森のようちえん まるたんぼう理事長
西村早栄子 氏
東京都出身。中学時代に新聞を通して知った地球環境問題への関心から、熱帯林再生に携わりたいと考える。東京農業大学林学科→琉球大学農学研究科→京都大学農学研究科と進み、ミャンマーへの留学も経験。帰国後の2000年に学生結婚し、出産。夫の出身地である鳥取県に居を移し、農林技師として鳥取県庁に入庁。智頭町と出会い憧れるようになり、第2子の産休を機に移住。2007年より仲間と「森のようちえん」を智頭町に作る活動を始め、2009年に‘智頭町森のようちえん まるたんぼう’開園。

【日時】12月10日(土)  12:20 開場
13:00 講演会「第1部 “森のようちえんの活かし方”」スタート
14:30 質疑応答
15:00 休憩、入替え&第2部受付
15:45 講演会「第2部 “森のようちえんの始め方”」スタート *託児あり*
17:15 質疑応答
17:45 講演会 一旦終了
18:15~19:15 夕食:ケータリング(お子様用の食事の持込みは可)
19:15~21:00頃 交流会(ドリンク類・おつまみの持ち寄り大歓迎!ただし、
食中毒事故防止のため、手作りのものはご遠慮ください。

※情報交換コーナーを設けるので子育て支援・自然育児等に関わる団体の方はチラシ持参可。
※希望者はゆずり葉にて宿泊可能(要事前問合せ)
    ※この時期は厳しく冷え込む可能性があります。十分な防寒対策をとってお越しください。

【講演会の内容】
「第1部 “森のようちえんの活かし方”」
   ⇒対象:行政・地域おこし・子育て支援等関係者
森のようちえんは外部からの支援なしに、入りたいと思う人が誰でも入れる(費用面・保育時間・立地/送迎)運営を行うのは難しいと言えます。ここでは、智頭町が全国に先駆けて取り入れた森のようちえんの認証制度を始め、地域で森のようちえんを支える仕組みについて学びたいと思います。
 また、「まるたんぼう」は智頭町への移住者促進にも大きく寄与しています。智頭町の例を参考に、森のようちえんとその受入れ地域の双方が利益を得る可能性について考えてみませんか。
「第2部 “森のようちえんの始め方”」
⇒対象:森のようちえんに少しでも関心のあるすべての人
今、森のようちえんがどんどん注目を浴びています。森のようちえんは自主保育という形であれば、誰でも比較的容易に始めることができます。ただ、そこからさらなる発展を目指した時に大きな壁にぶち当たります。「まるたんぼう」を親子2組の自主保育から、2園1附属学校にまで発展させた西村氏から森のようちえんの立ち上げ方・発展のさせ方・運営上のリスクマネジメント等を学びます。

【会場】
天野地域交流センター「ゆずり葉」(和歌山県かつらぎ町大字下天野930番地。天野小学校跡です。)
かつらぎ町コミュニティバス利用の場合、
(行き)JR笠田駅前12:00発 天野小学校前12:22着
(帰り)天野小学校前18:05発 JR笠田駅着18:34着

【定員】先着40名、事前申し込み制。

【参加費】
講演会参加費:一人2,000円(途中退室、途中参加でも変わりません)
+夕食(ケータリングです):大人1人1,500円、小学生750円、幼児300円、2歳未満無料
+交流会参加費:500円
+託児費 ↓
――託児について――
*利用は1歳以上のみとします。定員先着20名
*1歳未満の乳児については会場内後方に畳スペースを設けますので各自でご対応ください。
*託児実施は第2部“森のようちえんの始め方”の15:45~17:45(託児受付開始15:15~)のみ。
*託児費用 子ども1人につき500円
※キャンセルは12/7までにお願いします。以降はキャンセル料を頂く場合があります。
※ゴミ減量のため、できればマイカップ、マイ箸をご用意ください。

【お問合せ・お申込み先】
田中まで
Tel: 090-7486-1139  Mail: inakadss+mori@gmail.com
フェイスブックの参加ボタンだけでは参加申込になりませんのでご注意ください。

★申込される方は、以下の項目にメールでご返信頂き、その連絡をもって参加申込とさせていただきますので宜しくお願い申し上げます。
託児あり・なしの2パターンあります。
―託児ありの場合―
①子どもの名前、フリガナ
②生年月日 年齢
③性別
④保護者氏名、フリガナ
⑤住所
⑥連絡用メールアドレス(できるだけケータイ以外のアドレスでお願いします)
⑥電話番号
⑦講演会参加パート(1部のみ、2部のみ、通しで両方)
⑧夕食(ケータリング方式)の有無、全員のアレルギーの有無と品目名。
⑨交流会参加の出欠
⑩当日の宿泊の有無
⑪(可能でしたら)所属
―託児なしの場合―
①氏名
②住所
③連絡用メールアドレス(できるだけケータイ以外のアドレスでお願いします)
④電話番号
⑤講演会参加パート(1部のみ、2部のみ、通しで両方)
⑥夕食(ケータリング方式)の有無、アレルギーの有無と品目名。
⑦交流会参加の出欠
⑧当日の宿泊の有無
⑨(可能でしたら)所属


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共催 森のようちえんネットワーク和歌山・いなか伝承社
協賛 和島興産株式会社、
協力 ママパワー全開プロジェクト、
後援 天野自治区・天野の里づくりの会・かつらぎ町