30種類以上の野生食材で20種類以上の料理が完成~。
兵庫と大阪、そして地元和歌山から、「何でも採って食べるよー」という好奇心旺盛な方々(ちびっこも!)に高野町の山奥集落にお越し頂きました。
いつもはゲストをお呼びすることは無いのですが、今回は昆虫食を長年研究されている内山昭一先生(昆虫食の師匠)にも東京からお越し頂いて色々アドバイスしてもらいながら、一泊二日の濃い体験プログラムを提供~。
山奥とはいえ猛暑の中、みんなで網を持って捕まえて回り、今回も身近な自然の中にいる30種類以上の食材を集めて頂きました。
★今回の食材一覧 (猛暑により日中現場で出会える生物が非常に少なくなっていたので、事前に別場所での事前採集や差し入れ食材含む)
<山・田畑・野原系>
・オオゴキブリ(木屑を食べる森の分解者です、汚くありません)
・カマキリ
・トノサマバッタ、ツチイナゴ、ヒナバッタ、オンブバッタ、ショウリョウバッタモドキ、エンマコオロギ、キリギリス
・トンボ1種
・アリ1種
・ドロバチ、アシナガバチ
・ジャイアントミールワーム、タイワンツチイナゴ、ツムギアリ、タガメ粉
<淡水系>
ゴリ、マルタニシ、クロカワムシ(ザザムシ)、アブラハヤ、サワガニ
<植物系>
・ドクダミ、天然ワサビ、古代スモモ(希少)
<動物系>
シシ肉、ひね鶏、某野生動物の肉
<その他>
古民家で熟成されていた某飲み物
そして、食材を捕まえてからは、(料理が出来る人も出来ない人も)みんなで調理。
みなさん初めての場所で、ほぼ普段使わない食材ばかりの中、手際よく調理していただき、内山先生には揚げ物(ゲストなのに暑い中すみません)を担当していただきました。
★今回の料理一覧
・甲虫類、クモ、トンボ、ハチなどの串揚げ
・タイワンツチイナゴの唐揚げ
・アブラハヤとバッタ類の備長炭炭焼き
・イナゴ佃煮
・アリの天ぷら
・野菜サラダ タガメ粉を添えて
・ツムギアリの塩茹で
・タニシ汁
・タニシを備長炭で甘辛つぼ焼き
・ゴリとザザムシの佃煮
・サワガニ素揚げ
・サワガニ味噌汁
・バッタの紫蘇巻き天ぷら
・バッタ砂糖醤油炒め
・昆虫アヒージョ
・イノシシ肉・鳥肉の備長炭焼き
・某野生動物肉の備長炭焼き
・某野生動物肉の味噌煮
・ハチノコ生食
他、(も料理ありましたが覚えておらず。参加者の方で覚えている方いたらご連絡下さい)
文字だけ見ていると「え?」と思うかもしれませんが、どの料理も美味しかったです。
ぜひ先入観を捨てて一度味わってもらいたい!
今年度の残り開催は、第13回:8/18~19、第14回:9/15~16 です。日帰りと宿泊のどちらかを選べます。
【イベント詳細】 https://www.facebook.com/events/459379784498088/
日常の常識が変わる貴重な機会なので、ぜひ一度遊びにきてみて下さい~。
(他の写真は最下部)
主催者ヒトコトコメント:あ~面白かった。
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