日本酒製造の際にでる大量の「酒粕」。この酒粕の活用方法を検討する面白い?チャレンジな企画をはじめました。
県内の日本酒醸造元さまにご協力頂いて300㎏程度の酒粕(そのままでも美味しく食べられて衛生的な酒粕です)を頂いて、協力農家さんの田んぼでひとまず撒いてみました。
日本各地で酒粕を肥料として活用する試みがありますが、この企画がそれらと異なるのは、
「ジューシーで水分たっぷり」な酒粕を
「そのまま田んぼにぶち込む」
点です。
生のまま撒くので、あたり一面酒粕のいい匂いがして、揮発したアルコールにより、農作業しているはずなのに酔います・・・。
この酒粕を他の活用地域では一旦乾燥させて、加工してから有機肥料として使っています。
すなわちエコと言いつつもエネルギーを使って利用しているわけですが、この企画は、エコもエコ、そのまま生のままでぶち込んで、稲の栽培や食味にどう影響があるのか検討します。
割とリスクのある企画なのですが、協力農家さんのおばあちゃん(ご意見番)に「量さえ間違わなかったらなんとかなるだろう」というお言葉を頂いて、実行に至りました。
結果がでる来秋までの長い企画になりますが、時々進捗を報告しようと思いますので、皆様おつきあいよろしくお願いします