いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。  https://tsuku2.jp/inakadss 

オンラインイベント「漆塗職人(塗師)というシゴト。漆シゴトは面白い!」7/30 募集開始

【オンラインイベント「漆塗職人(塗師)というシゴト。漆シゴトは面白い!」7/30 告知】

紀州根来塗 初根工房 伊藤塗師 に、
職人として/漆に関わるシゴト についてオンラインでアレコレ語って頂きます。

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日常では関わることのないシゴト、漆器風の器がちまたにあふれる中でなかなか出会えない使い続けられるホンモノの漆器などについて、漆の世界について職人が直接のご紹介〜。
(イベント中の質問も大歓迎)

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日時
2021/7/30 20:00〜21:30くらい
(後半30分は質問や交流・フリートークタイムです。何でもお気軽にご質問ください)

参加費
モニタリング期間のため、1000円

※職人、初めてのオンライントークなので不手際があったらすみません。

お申込
以下のサイトでウェブチケットをご購入ください。

https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=72224140040129

※購入者の方に当日前日までに視聴URLをお送り致します。

 

お問合せ

いなか伝承社 inakadss@gmail.com(田中)

共催:紀州根来塗 初根工房


▼参考
紀州根来塗 初根工房 FBページ
https://www.facebook.com/106581387742066/

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------根来塗 解説-------------

根来塗とは

根来塗(ねごろぬり)とは、塗装技法の一種で、黒漆による下塗りに朱漆塗りを施す漆器です。名称は和歌山県根来寺に由来しています。根来寺(根來寺)は高野山金剛峯寺座主でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山です。

根来塗の歴史:

鎌倉時代高野山における対立により紀伊国根来寺和歌山県岩出市)に本拠を移した新義真言宗の僧徒が、最盛期には二千余院を擁する大寺院として山内で使用するために製作した漆器が始まりとされています。特に朱漆器が「根来塗」と呼ばれるようになったとされています。

輪島塗、会津漆器紀州漆器と日本三大産地の起源はいずれも根来塗と考えられ、豊臣秀吉紀州征伐で職人達が根来から全国へ移り住み、それぞれの地で漆器文化を開花させました。

根来塗の特徴:

木地は堅牢で長年の用に耐え、幾重にも塗り重ねて仕上げられた漆は使うほどにツヤを増していき、長年の擦れ摩擦による朱の上塗りに浮かぶ中塗りの黒が味わい深い趣を出現させる。

【うちの大深当帰はやっぱりスゴイ!】

先日、京都の武田薬品の京都薬用植物園に行って思ったこと。
「うちの大深当帰はやっぱりスゴイ!」

 

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以下、武田のHPより引用
生薬名:トウキ(当帰)  薬用部位:根
日本の本州中部地方以北に産する多年草で、草丈40~80cmになります。6~7月にセリ科植物に多く見られる複散形花序の花を咲かせます。生薬「トウキ」は本種の根を通例、湯通ししてから乾燥させたもので、リグスチリド(精油)などを含み、鎮静、鎮痛、補血、強壮などの作用があります。一般用漢方製剤294処方のうち、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、紫雲膏(しうんこう)など78処方に配合されています。
(日本の)婦人科のDrの三大処方にも頻繁に使われるくらい女性のための生薬です。

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その最上級ブランドである「大深当帰」。
京都薬用植物園の現場のパネルにも載っていました。

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でも、実は生産者さんが日本でもう一人しか居ません。
栽培期間が3年もかかるのと、手間暇もかなりかかるので作り手がいません。
 
その最期の生産者のお爺ちゃんが丹精込めて作った「大深当帰」の葉を健康茶として取り扱っています。
困っている人に届けたいと思うのですが、薬機法(旧薬事法)の関係で大深当帰の持つすばらしい効能効果はココでは書けず、なかなか知って頂くことが難しい・・・。
話を伺いに行った某県の某薬草研究所の研究者(若い男性)も、「自分も健康維持のために当帰茶を毎日飲んでいます」と言っていました。男女問わず健康維持の役に立つとのこと。
 
お茶として日常飲用したり、応用力のある料理人の方にはそのエキスを薬膳料理などで使ってもらえたらありがたいなぁと思っています。
 

【希少なスモモの古木を再発見】

以前当団体で発見して、大学の専門家にも鑑定して頂いて、日本国内レベルで非常に希少な品種のスモモの古木が一本あって、協力者の方が種の保全に動いてくれていたのですが、先日土地の持ち主の以降により伐採されてしまいました。


その後、継続調査してみたら、ちょっと離れた場所にもう一本さらに古い樹齢のスモモが存在していることが聞き取りで分かり、原木を代表田中が確認し、前述のスモモと同じ希少な品種ではないかと、今回詳しい方に集落まで来ていただきました~。

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詳細は来年にならないと分からないようなのですが、
ひとまず「他で見たことのないくらいの幹回りの太さ」ということでビックリされていました。
山村に取り残されたスモモの希少な古木、継続調査中~。


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【伝統産業アーカイブ】

 

後継者のいない、日本最後の「ヒノキヒモ」職人のお仕事や想いを残すために、動画クリエイターの友人が山奥まで来てくれて撮影してくれました!(≧▽≦)


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【里山の1ページ】

ばーちゃんが畑仕事している奥で、走り回っているキジ。


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周りの住民は、キジは害獣でも無いし、それが当たり前の風景で何も気にしない、おっかけもしない。フツウの日常。

野生動物もいて、人もいる。

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【ふんどし染めてみた】

マイふんどし、を地域おこしで関わっている地域の未利用資源でざっくりと染めてみました。

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渋くなっていい感じ~

この後、実際に履き心地も確かめます(*ノωノ)

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