いなか伝承社(地域活性化支援)のブログ

和歌山県内各所の農山漁村のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識」の次世代への伝承を目的とする団体のブログです。

【茨城の人聞こえますかー? (サバンナ八木風)】

納豆好きの皆さんに愛されている茨城県の「舟納豆」を包んでいる経木は、和歌山の確かな職人さんが手作りしていますよ~。

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今関わっている和歌山県高野町の薄板(関東では「経木」)職人さんから、茨城の納豆の包装に使われているとは聞いていましたが、こちらの和歌山では現物が手に入らなかったのでその話は頭の片隅に留めていただけでした。
 しかし、たまたま先日納豆の現物が手に入ったということで見せてもらうと、何と使われていたのは茨城で有名な高級納豆「舟納豆」の包装でした!

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外の包装と納豆との間に、職人さんの薄板(経木)が使われています(香りの付加とともに、抗菌作用があり、食品を守ります)。
こちらの工房では半世紀以上前からある自家製の機械を手入れしながら使い続け、松の銘木から薄板を作り続けています。

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ちいさな山奥の山村の職人さんの作品が、茨城県とつながって、コダワリ納豆を支えていました。
ただ、残念ながらこの「手作りで国産の松の銘木から作れる」職人さんは関西にはこの方ただ一人で後継者はおりません(他の地方に居られるかはそもそも不明)。良かったら今度食べる際に、松のほのかな香りを感じて頂いて、じっくり見てもらえたらと思います。

 

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