現在一か月くらいかけての作業中。
冬の間に、カラスウリの根を掘り起こして、「デンプン」の取り出し作業。
皆さん、カラスウリの実は秋になったら見たことあると思うのですが、根は見たことありますか?
写真のような感じで小さめのサツマイモみたいな感じ。

取り出すやり方は小学校で習うサツマイモやジャガイモからのデンプン抽出と同じで、カラスウリの根をすりつぶしたものを木綿の袋に入れて、水に浸しながらデンプンを揉みだし、上澄みを何回か入れ替えて白い部分だけにします。その後、水気を切って乾燥させたら出来上がり! この作業が超冷たい・・・。
そして一か月かけてやっと写真のような白い塊になりました。




↑この汚れているところ(不純物)の部分を削って、残りをまた水に溶かしなおしてデンプンを沈殿させて、水分切って、乾燥させて・・・を何度も繰り返す。

これは食べられます。
市販の葛粉のように純度を高める工程を減らしているので多少の渋みはありますがご愛敬。死ぬことはありません。むしろ根そののもの体にイイ(生薬名:土瓜根)。
さらに、昭和以前はカラスウリのデンプンは天瓜粉(ベビーパウダー)として使われていました。お子様にも安全な素材。
確かにカラスウリデンプンを肌につけると、非常に細かな粒子がスッと肌に馴染んで伸びていきます。サラサラや~。
(私は化粧品使わないため、比較できないのでそれ以上のコメントはできず・・・)

追記
昔の天瓜粉のメイン材料は親戚のキカラスウリだったようですが、その理由はカラスウリよりもキカラスウリの方が根の収量が多いというだけで、カラスウリのデンプンが成分的に劣っているというわけではないです。
なので、ウチの近所にキカラスウリは生えていないので私はカラスウリで代用。
今回作った分は今後の薬草イベント用にストックしておきます。
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