先日、観光関係者の集まる大型イベントを覗いてきて感じたこと。
観光「ビジネス」事業者と、地域おこしのために観光をツールとして動いている事業者は、それぞれが使う『地域』の価値感が違う、ということ。
片方は自分達が利用するための「地域」、片方は共に歩んでいくための「地域」。
それがセミナー会場で話す登壇者の言葉の端々から読み取れた。
観光ビジネス事業者は、
とにかくたくさん人が来たらいい、それが大事!。
観光の質や地域住民と観光客のつながりは重要視してない。
きれいなスポット、SNSに映えるスポットを作る、見つけるのが大事!
一方、地域おこしのために観光をツールとして動いている事業者は、例え同じエリアでも、綺麗な景色を売りにしても自然だけにとどまらず、人の営みも切り取って伝えようとしている。
日本の自然は人の文化と一体で残ってきている。
それを学ばずに、田舎にオシャレ撮影スポットを沢山作ろう!=カメラ好きがたくさん来る=地域活性化、という図式で説明していた。
カメラのファインダー越しにしかモノを見ていない人はこうなるのかなぁ。
カメラ好きばっかり呼んでもスポットにだけ行くから他の地域を見ないし、住民との交流を生み出さないし、スポットの映える季節にしか来ないし、私利私欲のいい写真撮りたいマナー悪い人が絶対現れる。
そんな地域おこし手法を勧めないでくれ、環境省。
住民に「地域おこし」というキーワードアレルギーが起きるだけ。